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チラシの裏 3枚目
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「…時間がないな 次は深海の潜水艦を破壊しに向かう」
ルナエッジからEXスキルを習得し、瞬時に脳内に叩き込んだゼロは
早々に次なる目的地へと駒を進めた。
レジスタンスベース所有の船にたどり着いたゼロは、すぐさまシエルから説明を受ける。
「この真下の海中に潜水艦があって、そこにたどり着くまでには迷路のような通路を潜り抜けなきゃならないの
ゼロの今のボディだと深海の水圧にはそう耐えられないから…早く潜水艦の内部にたどり着かなきゃならない。」
ゼロはその説明を聞いても尚態度を一切変えない。
「急がなければならないのは変わらないことだ。最短ルートで内部に潜入する」
他の敵潜水艦をよそに、爆破予定のその潜水艦へと着地、
内部へ入るための迷路をまずは落下していくことになる。
「どうや… 深…のせ… 通信…出来な…みた…。」
シエルには頼らず、自力でたどり着く必要が出てくる。
落下する場合に人間型レプリロイドは隙がとても大きくなる。
そこを敵は待ち構えているのだ。
ハリセンボン型の、針を撒き散らすメカニロイドに、高圧電流を発生させるクリオネ型メカニロイド。
水中を落下しながらこれらを斬りつけ、深く、更に深くへと落ち…
「ここか」
回転を続ける潜水艦の本体へと到着。内部へと侵入していく。
「ど…侵……成…し…のね ……危…い!」
「解っている」
水中から一転して潜水艦内部。出迎えたのは巨大メカニロイドだった。
「ドラゴン型…か」
「ギャオオオオオオオオオ!」
氷のような翼をした青き龍。
尾からビームを放ったが、これはすぐさま回避、近づいて三段斬りを繰り出す。
「ギャヒイイイイ!!」
続けて放たれたのは氷のブレス。これは距離をとってバスターの雨で攻撃、
掴みかかるべく突進してきたドラゴンを三段斬りで撃破。
「ギャォオオオオオオオオオオン!」
螺旋構造の潜水艦を最上階へと向かって進み始める。
上段からの砲台や、メカニロイドを射出する装置を破壊しながら階段を昇り…
すぐさま最上階へたどり着いた。
「…ここか」
爆破される弾頭部分。ドリルのついた潜水艦の先端部…ここにアインヘルヤルが。
かつてゼロはバイルナンバーズ達と闘っていた。
そのとき、彼らはゼロが過去に倒したミュートスレプリロイドたちをチップ化して取り込み変身を行っていた。
ゼロに強い恨みを持つ彼らの中で一人、戦った覚えのない者が混じっていた。
忍者のような口調をした…彼は一体。
「この瞬間を待っておったぞ!!」
氷に閉ざされた水中で彼は再び現れた。
「某は『バイル』率いるアインヘルヤル八闘士に志願した…
今は亡き、ファントム様率いる斬影軍団の生き残り…テック・クラーケン!」
「…!」
「バイルの支配という屈辱にも耐えこの作戦に参加したのも
全ては貴様に倒された我が主、ファントム様の無念を晴らすため!」
かつてランチャー・オクトパルドを倒され、エックスに心の底で憎しみの感情を抱き続けていた
ボルト・クラーケン。
その子孫たる彼もまた…復讐者であった。同じく烏賊の形をした彼は、
刃のような手を震わせ戦闘態勢へと移行する。
「我が主の無念と某の怒り!この氷の刃でその身に刻みつけてくれよう!」
斬影軍団の最後の一人との戦いが今始まる。
「我、復讐の刃也!」
どうやら全力で相対するべき相手のようである。
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