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チラシの裏 3枚目
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唐突に始まりを告げた、『ラグナロク作戦』
8方向からの攻撃で、残された楽園エリアゼロを葬り去ろうというこの作戦に際し
優先順位をつけることとした。
「情報はすでに集まっているのか。」
オペレーターはエリアゼロ周辺地域から8つのエリアをホップアップ表示する。
「はい。
人工太陽からの植物への被害、空中要塞からの攻撃、別レジスタンスベース跡からの侵食計画、
灼熱粒子砲の攻撃、自然維持システムの破壊計画、巨大潜水艦の爆破計画、コールドスリープ施設からのイレギュラー発生」
8つのエリアに8人のアインヘルヤル。
「…どれも危険だが、最後のものが現時点ではもっとも危険に思える。」
1秒の猶予もない。
ゼロは早急に、最初のミッションへと向かっていった。
季節外れの雪の降るコールドスリープ施設。
妖精戦争時代のレプリロイドが、オメガによる大破壊により
目覚めることなく永遠の時を眠ることとなった墓地。
…しかし彼らが今復活しようとしている。バイルの手により。
「レプリロイドを悪に染めるのはバイルの十八番といったところか」
まずは入り口周辺を固めるバリアント兵が彼の相手となる。
吹雪の中、伝説の戦士は駆け出した。
体勢を低くし一直線に駆け、左わき腹から右肩にかけてを一閃。
突き抜けて多重に折り重なる連絡階段を昇る。
頭上の段の上にバリアントの反応を見つけ、飛び上がりセイバーを振るう。
段の上のバリアントを下にいながらにして破壊。
そして壁を蹴り、走り、バリアントを見つけチャージショットで一撃、続けて上った先で体重を乗せた一撃で一閃。
「雪がなければ1Fの入り口にもいけたんだけどね…」
二つある入り口のうち、今回は最上階9Fからの侵入となる。
まず4F下の5Fにまで降りるエレベーターが目に入る。
その瞬間にバスターショットでスイッチを作動させ、下のフロアへ。
1階毎に下に下りるためにエレベーター左右のスペースにスイッチがあり、そのスペースには敵が待ち構えている。
バリアント兵が構え撃つのとエレベーターが下りるのと。早いのは勿論敵の方である。
弾をセイバーで斬り、そのまま素早い移動でバリアントごときり付け、振り向きバスターショットを撃ち
反対側のバリアントも撃破。貫通した弾がスイッチへ届き、そのまま下へ。
スクラップまみれの5Fで兵を倒しながら進むと、凍りついた部屋へと出る。
「ここから更に下へと下っていって!」
滑る床に、振動でゼロを襲う氷柱、そして動かず待ち構えるバリアント兵。
最小限の動きでそれらを倒しながら下へ下へと落下、1Fへと到達する。
「サーペント・ギアの発射口よ!気をつけて!」
1Fの、上、前、奥の3方の扉の閉まった小さな部屋で現れたのは上下左右に4つの穴の開いた巨大装置。
サーペントギアと呼ばれるトラップとの戦いだった。
上下左右の穴から飛び出してきたのは、連なった巨大な歯車。名のとおり、蛇のように連なった歯車である。
それが何をするかといえば、部屋を高速で徘徊し進路上にあるものを切り刻むというもの。
要するにここは処刑部屋らしい。
「問題ないな」
ゼロの方へ向かってくるギアだが、対処は簡単。
連なっているそれを全てセイバーで斬り飛ばせばよいのだ。
そして小さなこの部屋の中心付近でセイバーを振るえば必ず発射装置に刃が届く。
次のギア発射までの間隔を使い後ろ、下、上の3つの発射口をセイバーで破壊。
最後の一つはゼロの剣の届かなかった奥の発射口。
これはゼロがたったままセイバーを振るえば届く位置。
その発射口からしか発射することがもはやできないサーペントギアも勿論ここから出てくる。
まとめて切り刻めば攻撃も防御も兼ねることが出来る。
あっさりとゼロはサーペントギア発射装置を破壊、先へと進んでいくのだった。
「物足りないな」
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