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チラシの裏 3枚目
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これからの社会を話し合うため開かれた、近未来都市・ドッペルタウンでの会議。
世界中から各界から優秀なレプリロイド達が集められて開かれるそれには
イレギュラーハンターからは第0部隊隊長ゼロに代わり副隊長ホーネックが出席。
ドップラー博士主導のもと、やっと平和が訪れると…誰もが思っていた。
だがしかし…。
ドップラー博士により発明されたワクチンにより沈静化したはずのイレギュラーは
次々にイレギュラー化を再発。
博士に責任が集まる中、博士は…驚くべき声明を発表した。
「私はDrドップラー。これからこの世界を導くものである。」
「博士に従う者には幸福を約束しよう。従わない者は…」
黄色いボディのレプリロイドの言葉の後、カメラを向けるとそこには手足を拘束され、叫ぶ各国マスコミの姿。
博士の指令と同時に、彼らは巨大な蜂の形をした小型爆弾に群がられ…
針を首筋に刺され… 炎と煙に包まれた。
「……私とて実はこのようなことはしたくない、が…これにより諸君らの考えが変わることを祈ろう
私はここに……選ばれし者のみで構成された軍『ドップラー軍』を結成する事を宣言する!」
「…ゼロ……今の」
「……『パラスティック・ボム』。ホーネックの得意技だ。
…エックス。俺はドップラーの奴に会ったことはないが…お前は奴から何かを感じなかったか」
「…あの時はまさか…こんな人だったなんて思わなかったんだけどな…」
そこに高い足音が聞こえてくる。茶色い髪の幼い少女が息を切らせて扉から飛び込んできた。
「ゼロ隊長、エックス隊長!
出動命令が出ています…ドップラー博士を捕獲するようにって!」
「行こう、ゼロ!」
「ああ!」
博士の研究所へと直に転送されるエックスとゼロ。
だが…
「こんなに早く来てもらえるとは思っていなかったよ…エックス君、ゼロ君。」
話すことなど何もない。ゼロは一言も口に出さず、
ドップラーに向かって斬りかかる…が。
「………」
その攻撃は阻まれた。
髪を頭の横で結んだ、古代日本の戦士のようなレプリロイドの持つ盾によって。
「邪魔はしないでもらえるか」
「博士を守ることが私の使命。…相手になろう」
「それなら俺が……!」
エックスもバスターを撃つ…が、その瞬間突然バスターが極端に重くなり、チャージショットは床へ向かい放たれていった。
「…何?」
床に何かが仕込んである。…マグネットマイン以上の強力磁石のようだ。
「…体すら動かせない…!」
「残念だったね、エックス君ゼロ君。私の体は一般レプリロイドとなんら変わりない非力な者なので…
部下の彼らの力を貸してもらったよ。それでは、私に危険が及ぶ前にお暇させてもらおう。さらばだ」
白衣を翻し、ドップラー博士は転送装置でどこかへと消えていった。
「待…て!ドップラー!!」
一方ゼロと盾のレプリロイドも戦いを続ける。だが…戦いはここで動いた。
「ハァ!」
ゼロのサーベルが敵の盾を粉砕。
「…ば、馬鹿な………この盾を破壊できる者など…!」
「さて。お前は…この盾より頑丈な自信はあるか?」
サーベルを敵の眼前に突きつけるゼロ。
「時間はもう十分稼いだ。…お前は余りに危険だ…次に会った時は必ず殺させてもらう」
敵は去っていった。
ゼロにより床に仕掛けられたトラップを破壊し、エックスは助け出される。
「大丈夫か、エックス」
「ああ…。それよりドップラーを追わないと!…ん?」
通信が鳴り響く。
「…ちょう……隊長!ゼロ隊長!エックス隊長!」
オペレーターの少女だ。
「…お前か。どうした」
「…ハンターベースが!ハンターベースがドップラー軍に襲撃されているんです!
ベース内のハンターで対応していますが…あまり長くは持ちません!早急に帰還してください!」
「行こう、ゼロ!」
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