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チラシの裏 3枚目
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先の通路から聞こえるは怒声と、破砕音。
揺れを感じるその場所へ進んでみるとそこには…
「コケーッ!コキャーーー!」
声の主がいた。動物型レプリロイド…としては小柄な部類である、
鶏型のレプリロイドだ。
「何をしている…」
さして高いエネルギー反応は感じられない。
「コケー!?お前がゼロだな!?」
「だったらどうする…そこを開けろ」
間違いなく、騒いでいるこのレプリロイドはさしたる敵ではない。
そう感じたゼロはセイバーを一振りするが…
「その辺にしておけ、コカペトリ」
更に奥から声が聞こえた。
「…ん?」
そこへと目をやると…
「!!」
…ゼロは自らの目を疑った。
そこには…7体のミュートスレプリロイド達の姿。
「貴様がゼロでありますか!」
「大したことなさそー!キャハハ!!」
「我らの敵となるはずもない…」
「さて、誰から相手しましょうか?」
「ウウウゥ、血が騒いでくるぜぇ…」
「ン”モ”ォ”ォ”ォ”ォ”ォ”ォ”」
先ほどの鶏型とあわせ8体。
「…くっ…!」
あまりに強い敵と戦い続けたためか?
…これほど多くの敵の存在に気付けなかったのだ。
弱体化した今のゼロでは…困難な相手と見える。
「そこまでにしておけ。」
光の柱となり転送されてきたのは…
がっしりとした体格をマントに包んだ中年の男性レプリロイド。
「クラフト隊長!」
レプリロイドの一人からクラフトと呼ばれた彼は、
向き直りゼロを見下ろす。
「お前がゼロか。」
「…お前達はバイルの手先だな」
彼はどうやら8人を束ねる存在のようだ。
「我らは人間の生息域を根絶やしにするべく結成された
特殊部隊…『アインヘルヤル八闘士』」
その性格はバイルナンバーズ以上に癖のある者ばかりと見える。
「バイルも何時の間にかそんなものを組織していたのか」
「貴様など最早バイル様の敵ではないということだ…
我らの8箇所からの同時攻撃…『ラグナロク作戦』
止められるものなら止めてみるがよい!」
そしてクラフトは姿を消し…
続いて8体のミュートスレプリロイドが転送されていった。
「…大変なことになったわね」
「エリアゼロの住民には協力を仰ぐことなどできまい
…俺達だけで奴らを止める。」
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