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チラシの裏 3枚目
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再び現れたライトナンバーズ達を倒して最深部でワイリーマシンとカプセルをまたも倒したロックマンは
最後の最後でワイリーの罠にかかり…意識を失おうとしていた。
…その罠は、ライト博士を演じさせたロボットをロックマンに救出させ、高圧電流でロックマンの動きを止めるもの。
ロボットは無事だったか?…いや、首がもげ、口を開けたままぶらんぶらんとしたまま。
…動くこともできない彼を、ロックマンと共に研究所の下敷きにするのだ。
そして、彼は聞いた。
「これで終わりだ!研究所ともども、死ね!!ロックマン!!!」
『死ね』?
そう。…死ね。
この一言は…言葉には出さずとも、恐らく何度もワイリーはロックマンに思ったことであろう。
彼はロックマンに何度も計画を邪魔され、
ロックマンもまた彼に殺意を抱いたほどであるのだから。
でもワイリーはロックマンを『殺す』べく今までこれほどまでに計画を練ってきたのか?
…そうであるならば、彼の勘違いと言えよう。
…だが…
「……」
悲しい。
ロボットは見捨てられ、最早敵たる自分を殺すことだけに何もかもを犠牲にしてしまった彼が。
「…全く、疑うことを知らない奴だ…今助ける」
口笛と共に現れたブルースはロックマンを抱え脱出した。
しかし…
後に残ったのは『何も変わらなかった』ロボットと人間のあり方と…
『変わってしまった』ワイリーの姿へのやり場のない気持ちだった。
…だが、後にそのうちのひとつは解消されることとなる。
今回の事件を受けて、ライト博士の進言するまでもなく政府は法律を改正。
…定期的な検査を行うという条件付きで、使用期限を工業用ロボット達から取り去ったのである。
ジュエルマンは宝石を生み出し…
コンクリートマンはその手腕を最大限に活かし、
ホーネットマンは草花を愛し…
プラグマンは人々の暮らしを支え
ギャラクシーマンはプラネタリウムでロマンの散りばめられた宇宙を人々に語り
マグママンは人々に、火を使い暮らしていた古き時代のよさをもたらし
スプラッシュウーマンはその美しさで人々を魅了し
トルネードマンは…
「ロックマン、戦いの仕方を時々でいい、俺に教えてはくれないか。」
戦闘用ロボットとして、ロックマンと共に平和を守ることとなった。
どうやら、この事件にも意義があったようである。
…そしてワイリーはまた、姿を消した。
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