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チラシの裏 3枚目

540俺的アレンジの入ったロックマン9 OP 後半:2009/07/03(金) 00:02:38 ID:tPlqO0Ms0
地下階の…澄んだ海中を眺める事の出来る分厚い強化ガラスの窓に…
細身のロボットの影が映りこんだ。
「……え?」
その姿はまるで人魚。


そしてその手には…トライデント。
切っ先をくるりと回したかと思うと…
「うふふ…」

それをガラスに向かい突き出し…光を集中。
「……?」


…放った。
「え」

光はトライデントの切っ先の形をしたまま、その強化ガラスへ刺さり…

一瞬にして粉砕。
「あ…ああああああああああああああああああああああああああああ!!!!」

ガラスが粉々に砕け、内部に海水が入り込んでくる。

一瞬にして海中へと変わる室内。
職員は気を失い、ぷかぷかと天井に浮かんでいる。
「出ておいで!!」
彼女が歌うと…突然黒い影が襲来…人々をどこかへ連れ去っていった。



「げほっ!!ごほっ、おほっ…!!」
「な、何だキミは!!」
職員達は海面上に顔を出した施設屋上で目覚める。


「私は…『スプラッシュウーマン』 悪いけどこの施設は私達が頂くわ」
単刀直入に彼女は彼らに目的を告げる。
「…たち?」


「ええ。各地で仲間達が動き出している頃よ
 でもね…人間を死なせるわけにはいかないの
 …私達の生みの親の言葉には背けないし…私達はそんなことのために動いているんじゃない」
「……何?」


同時刻に気象コントロールセンターにも…
「風よ!!」
竜巻で人々を包み、センター外部へと追い出す一人のロボットの姿。


そして火山地下の地熱発電所にも赤いロボットの姿が。
「お前達、いったい…誰に命令されてるんだ!!」
「おう、今から言おうと思っていた所さ!!」

そして遅れて5箇所の施設が占拠された。
…彼らは口々に言う。

「ロボットに、自由をっ!!」
「人間に、更なる幸福を。」
「覚えておいてくれ」

「私達の」
「生みの親の名前」
「それはなぁ!!」




「偉大なる『トーマス・ライト』博士!」




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