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チラシの裏 3枚目
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「まだ……まだだ!」
3本目のサブタンクを使用する。
トリプルチャージとダブルチャージの撃ち合いをまた撃つ、撃つ、避けるのパターンで制し、
ゼロのダッシュを今度は特殊武器なしでかわし、零距離でチャージショットを撃つ。
するとゼロは一瞬で振り向きチャージショットを放ってきた。
…今度は普通のチャージショット。それも一発だ。
「うっ…!!」
だがそれでもあのゼロの矢の如きショットには変わりない。エックスの肩をかすめ、抉っていった。
そしてその隙をゼロは逃さなかった。
そのままエックスの腹へとビームサーベルの刃で串刺し、
高速で壁へとたたきつけた。腹に深く深くサーベルが食い込む。
そして…あろうことかそのままサーベルを引き抜き、そのままアースクラッシュへ移行したのだ。
「うああああああああああああああああああああああああ!」
軽々と吹き飛ばされるエックスの体。
最早ゼロの力の前に成す術はないのか…。
…いや、まだ試していない武器が2つある。
エックスは腕に力を込める。
すると…バスターの発射口にゼロの破壊した部屋の瓦礫が次々と集中していく。
スクラップシュートの発射速度、及び威力は半端なものではない。
サーゲスタンクの砲門を一撃で破壊できるほどにだ。
それが今…エックスの腕にその10倍はあろうかという量が集まっているのだ。
全てが腕の中で一つとなり…大きな武器となった。
ゼロに向かい、その巨大な質量を勢いよく放つ。
「チャージ・スクラップシュート!!」
超高速で発射されたそれはゼロの体へ命中。勢いよく砕け散り、大爆発を起こす。
だがその煙の中……ゼロは平然と立っていた。
衝撃を隠せないエックス。だが、最早あきらめるわけにはいかない。
「エックス! …やっと解析できた…ゼロの弱点は炎よ!」
戦闘中にオペレーターも絶句しているだけではなかった。
ゼロをスキャンし、弱点となる武器を調べ上げていたのだ。
「エックス…お願い!死なないで…勝って!!」
そうだ。ここで負けては世界が救われない。そして…ゼロも救えない。
ゼロの体力も、エックスのサブタンクでの回復量を足したものと比べると割りには合わないものの
確実に削ってはいるはずだ。
エックスは最後の賭けに出た。まずは腕に再び、瓦礫を集める。
「チャージ・スクラップシュート!!」
放ったと同時に素早く武器を変える。
大爆発と共にゼロの動きが止まった所をまた素早くチャージ。
赤きエネルギーがエックスへと収束していく。
「ゼロ…こんな形では戦いたくはなかった。」
壁を蹴り、大きく部屋を飛ぶ。そして…
「うぉおおおおおおおおおおおおおおお!!」
チャージ・ラッシングバーナー。
その実態は、エックス自らを燃え盛る炎の矢となるものだった。
急激に加速したエックスの体は一瞬でゼロのボディへ到達。
その体を炎に包み、壁の端まで一気に叩き付けたのだった。
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