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チラシの裏 3枚目
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「食らえええい!」
ワイリーはマシン側部の回転装置を高速回転させ始めた。
「こここそがこのマシン最大の特徴じゃあ!」
小さなエネルギー弾を乱射し始める。
「わ!!」
その角度は回転してる以上様々。
瞬時に見切りそれに応じた対応をせねばならない。
「その程度で驚かれては困るぞ!」
ぐるりと回転、回転パーツの発射口は天井へ向けられた。
「!」
そこから紫のエネルギーが二つ発射…
ロックマンの元へと正確に降り分裂、地を這う。
「あああああ!!」
攻撃のパターンは一つではない。
「今じゃ!!」
「しまっ…」
ロックマンは気付いていなかったのだ。
ドクロのコックピットの口が開き、エネルギーがそこに集中していたことを。
悪のエネルギーを利用したキャノン砲はロックマンを大きく吹き飛ばす。
「く…!」
だが体勢を立て直し、搭乗席の窓に向けてアローショットを発射。
「まだまだぁ!!」
もう一発当てたところでワイリーも行動を起こす。
今度は回転パーツの周りにビームの刃を纏わせ…
「斬れてしまうがよい!」
地の上をロックマンへ向かい走らせたのだ。
ロックマンはこれを回避、チャージショットでワイリーを攻撃。
そこからさらに連射を続け、再び開こうとしているワイリーマシンの口を閉じた。
「お、おのれ!!」
回転パーツの攻撃を避けながら、ワイリーマシンの口を攻撃し閉じればよい。
搭乗席への攻撃はその合間。…それだけでも戦いは十分に安定する。
今度ははねてきた回転パーツが跳ぶ合間を縫って回避、チャージショットを放つ。
その後、フラッシュボムが有効と知りそれ中心に戦い…
とうとうロックマンはワイリーマシンを破壊する事に成功したのだった。
「流石じゃな!!」
…勿論それでワイリーは終わるはずもない。
ワイリーマシンの頭頂部から一つのカプセルが脱出し…
ロックマンにまた戦いを挑むのだった。
「イーヒヒヒヒ!」
「ワイリー…これで最後だ!」
ワイリーカプセル。恐らく最終兵器であるそれにこそ、
悪のエネルギーが最も詰まっていると見てよいだろう。
ラッシュにラッシュレスキューの機能で撒いてもらったエネルギーアイテムを回収し…
戦いはいよいよ最終局面へ。
敵は、悪のエネルギーをフルに駆使して戦ってきた。
過去のワイリーカプセルの戦闘パターン全てを備えた上で
強力、且つ回避の難しいパターンの軌道も加えてきたからだ。
変幻自在の軌道。それら全てを見切ることに成功し…
そしてロックマンはとうとう最後の一撃をワイリーカプセルに。
「フレイムソード!!」
灼熱の刃をバスターの発射口から出現させ、カプセルを粉砕。
「おお!?お、おおお!!」
カプセルの動きは不安定になり…
「のああああああああああああああああ!」
ワイリーがいつものように投げだされる。
「す、すまん すまなかったロックマン!」
勿論…ロックマンにもうその手は効かない。
「……全くいつもいつも…!」
だが…彼には最早どうすることも出来ない。
…そのときである。
「な、なんじゃ!?」
上部が割れたカプセルの内部から、巨大な悪のエネルギーの塊が登場。
「う、ああああああああああああああああ!」
ロックマンを包んでゆく……ワイリータワーが崩壊してゆく。
真っ白な光に視界全てが支配されてゆく…
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