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チラシの裏 3枚目
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やるしかない。
最大限までチャージされたバスターをゼロへと向け左腕からチャージショットを放つ。
だがそれは同時に放たれたゼロのチャージショットにより相殺される。
ゼロは…チャージを一切行っていない。オペレーターは驚愕した。
続けて二発目のバスターを左腕から放つ。
だが…なんとゼロももう片方の腕からチャージショットを放ったではないか。
そう…ダブルチャージ。だがエックスのバスターの方がやや上回り、
ゼロのチャージショットを打ち消しゼロへと命中する。だがゼロは顔色一つ変えることなく…
3撃目を放ったのだ。
1発目を放った腕で背中からサーベルを抜き、目いっぱい振ることで斬撃を飛ばす。
「うああああああっ…!!」
エックスでさえようやっと習得したダブルチャージを超える…それは『トリプルチャージ』だった。
大きな傷が残るエックスに、またもチャージ無しで…チャージショット1発目、2発目、そして3発目に斬撃。
エックスはその攻撃をダイレクトに食らい…
「……………!」
エックスの口からオイルが噴出する。
「…あ…あああ…!」
オペレーターも最早声が出ない惨状。
オペレーターはエックスのことを、レプリロイドの域から遥かにかけ離れた存在としていた。
だが…怪物はもう一人いたのだ。エックスの…すぐ傍に。
「くっ………」
サブタンクで早くも回復を行う。だがまたもトリプルチャージをゼロは放つ。
間一髪これを避け、壁へ逃げる。何とか距離を置けば…
だがゼロは物凄い速度のダッシュでエックスに近づく。
エックスはゼロを引き付け壁を飛び降り、通常バスターをゼロに浴びせる。
…しかし何とゼロは光の弾丸を素手でガードした。
チャージを行わなければゼロに対しては攻撃としてすら機能しないというのか。
ゼロはお構い無しにエックスへと近づき…拳を勢いよく地面へ叩きつける。
辺り一面の、地に繋がるものが爆発を起こし、床が弾け飛ぶ。
瓦礫もまたゼロを中心に大きな波となってエックスの体に次々と刺さって行く。
その技の名前は『アースクラッシュ』。
「ク…………ッソおおお…!」
ゼロに向かい渾身の一発を放つ。
2発目は当たったものの今度は1発目のチャージショットも防御されてしまう。
ゼロの隙を狙わなければ攻撃すらも当たらないというのか。サブタンクでもう一度回復する。
今度はまたトリプルチャージ。1発、2発、3発。
腕の勢いに任せた驚嘆すべき速さの三連撃を飛び越し回避する。
「チャージ・ストライクチェーン!!」
チェーンがエックスの腕以上の太さとなり、ゼロへと勢いよく伸びていく。
「チャージ・マグネットマイン!」
高磁力で出来たブラックホールでゼロにダメージを与えようとする。
「チャージ・スピンホイール!」
スピンホイールが撃ち出してすぐに拡散。車輪を包む針が飛び散る。
…しかし…ゼロには何一つ通用しない。
またしてもゼロのトリプルチャージ。
1発目は相殺、2発目でゼロの体に命中させ、3発目はかわす。
そしてエックスを追い詰めるべくゼロは距離を詰める。
「チャージ・クリスタルハンター!」
マイマインの時間操作能力そのものだ。自分以外に緩やかに流れる時間の中でエックスはゼロを飛び越す。
そしてバスターに持ち替えてまた一撃。
だがその次の瞬間、ゼロはアースクラッシュを放ちエックスを圧倒的パワーで吹き飛ばいていた。
「うぁああああああ!!」
「チャージ・ソニックスライサー!」
オストリーグがしたそれと同じように、天井高く刃を放り上げ…空中から雨のように降らせる。
だが…これもゼロの防御の前に、刃の折れる音が不発を告げた。
そしてゼロは両腕と剣を用いトリプルチャージを始める。
「チャージ・バブルスプラッシュ!」
無数の特殊な泡がバリアの役割をしエックスを守る。
だがものの一発で破壊、2発目3発目を続けざまに食らってしまう。
最早、止むを得ない。エックスはその技をシグマ用に取り置くのをやめ、開放した。
「ギガクラッシュ!!」
全エネルギーを開放し、辺り一面を焦がし尽くす死の光がゼロを襲う。
…しかしゼロは………それを凌いだ。
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