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チラシの裏 3枚目
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星空に流れ星が一つ。
「……あ!」
球体に変化し、浮遊…
上部に空いた穴から、上半身と二つの球が登場。
どう見てもそのロボットが待ち構えていたワイリーナンバーズだ。
「ああぁあ!来ちゃったよ、どうしよう!?」
ロックマンはバスターをチャージ。
「…あ、アストロマンですぅ」
「そうか…勝負だ、アストロマン!」
「戦うのあまり好きじゃないんですけど…」
けれど、バリアを解く手段が他にあるわけでもない。
戦いが始まる。
「ええーーーい!!」
アストロマンは二つの弾をぐるぐると部屋内を大きく回転させて来る。
立っての回避は不可能なもの。
そしてその上…
「わ!!」
アストロマンは光の弾を発射してくる。
二重の攻撃はかわしづらいもの…と思われたが。
「行けぇ!!」
跳んではアローショット、跳んではアローショット。
二つの球は動きを規則的にするだけ、
アストロマンの弾一つでは回避不能攻撃とするにはあまりに要素が足りない。
「う、ううー…」
何発ものチャージショットを食らったアストロマンは…いよいよ本気を出し始めた。
「いくぞーーー!」
部屋の端へと飛び、弾を撃ってそこから弧を描くようにして反対側へ。
そこから弧を描きまた反対側へ。
それを連続しているうちに…アストロマンが二人に、いや…3人になった。
「え!?」
アストロマンの特殊武器の一つ、コピービジョン。空間へ入る前にフォルテが使っていた能力だ。
自分の分身を発生させ、攻撃させることが出来る能力。
「…だけど!」
アストロマンの動きは速い。だが…まだ対応できるレベルであり、コピービジョンもロックマンを追い詰めてゆく。
「…これなら」
勝てるだろう…そう思った。
だが…それは少しばかり早計だったと言える。
あの技を…まだ見ていなかったのだから。
昨今のワイリーナンバーズとしては珍しいほどに弱いアストロマンの能力。
…だが、彼は一つだけ今回の8人で突出して強力な技を一つ持った、特殊型だったのだ。
「ぉおおおおおおおおお!」
気合を入れたアストロマンが…高い空で姿を消す。
1回、2回、3回4回5回6回7回8回9回10回…
どんどんスピードを上げてワープを続けたアストロマンは…
とうとうその技を放った。
「アストロクラッシュ!!」
「……え!?」
ありえない光景が目の前に広がる。
緑色の巨大エネルギー弾が……隕石となって降り注ぎ、辺り一面を爆発の海へと変えたのだ。
「ああああああああああああああああ!!」
その強大すぎるエネルギーの前に、ロックマンは成す術も無し。
…床へと叩きつけられ、起き上がるのが精一杯。
「アストロクラッシュ!!」
もう一度。
「アストロクラッシュ!」
まだまだ…。
どうやっても…避けることが出来ない。
「アストロクラッシュ!」
ギリギリで1発を食らうだけで済んだ。
…どうすればいいのか。回避方法はどこかにあるはずなのだが。
「……この攻撃を避けるのはもう止めよう」
…この攻撃を、撃たせない方法を考える。
「…アストロクラッシュを、防ぐ方法…」
…アストロマンをどこからでも攻撃できればよいのだ。
そんな方法は……
…あった!
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