レス数が1スレッドの最大レス数(1000件)を超えています。残念ながら投稿することができません。
チラシの裏 3枚目
-
青い空。
形を変えて宙に浮く謎の物体。
様々な背丈の大きなヒマワリ、その中心には短針と長針。
…もう一つの花畑。
「……色が、変わった…」
その風景は先ほどと同じ。
…では、そこにいるのは?
「…見たことが、ない」
槍を持った剣士。
ゴツゴツとした体のモヒカンヘアー。
アーマーをつけた美男子。
派手な髪型のロボットに、8体の個性的なロボット達。
溶けた者、砲台のついた者、魚のような者、カニのような者、
空を飛ぶ者、獣のような者、大きな輪を持った者、牛のような者。
「ファラオマン…いや、違うな」
それらの後ろに、エジプト風のロボット。
背の高い謎の紋章を記したロボットもいた。
…皆ロックマンをじっと見ている。
奥から…誰かが脚を引きずり、苦しみながら歩いてくる。
「………君は?」
ノイズのかかった、真っ黒な影。
頭に何かがついている。
「………」
存在すること自体が難しいようである。
彼は何もいわない。
「…誰?」
ただ、ロックマンへ向かい必死に、必死に手を伸ばしてくる。
崩れてゆく。
「………。」
口を大きく開き…一歩一歩歩いてくる。
思わず…身を引いてしまう。
…怖いから?
単に怖いのではない。
知ってしまったのだ。痛いほど…辛いほど。寒気がするほどに。
「…………」
嗚呼あああああ… と声が聞こえるように。
「…」
腕から霧になっていく。
「………」
…脚がどんどん地について溶けていき
「…………う…」
倒れたその姿で、ロックマンの方を見ながら
「……」
顔から崩れ、地面に溶けていった。
…わかってしまった。
「…今のは……」
『僕だ』と。
何がどうなって、どうしてこんな場所にいるのか?
…どうして、自分の知らないロボット達に睨まれなければならないのか?
この歴史のロックマンは何も知らない。
続いてもう一つの不思議な世界の迷路。
そこもまた同じく仕掛けを解く。
…最後にたどり着いた場所は…?
何ということはない。
当初目指していたプラネタリウムだった。
「…この空間の最深部にワープしていたんだ」
扉を潜ると、星空を映し出すホログラフ装置。
…風景が、宇宙に変わる。
掲示板管理者へ連絡
無料レンタル掲示板