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チラシの裏 3枚目
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「待ってたぜ、エックス!今度こそお前を突き飛ばしてやる!」
オストリーグ。
「グオオオオオオ!」
ヒャクレッガー。
「噛み砕いてくれるぜぇえええ!!」
アリゲイツ。
「今度は以前のようには行かないブク!」
クラブロス。
「イレギュラーハンターは許さないよー!」
へチマール。
「こ…今度こそ結晶漬けにしてやるぞ!」
マイマイン。
「…。」
モスミーノス。
「よお!今度は最初から全力で行かせて貰おうか!」
スタッガー。
エックスは待ち構えていた全員を、今まで得てきた特殊武器を駆使し難なくねじ伏せていった。
最早、敵はない。
…しかしこのフロアの上に通じる道がない。先ほどのカプセルだったのだろうか?
考えていると………突如として大きな縦揺れの地震が起こった。
…いや、違う。これはこのアジトの崩壊だ。
「…?」
「久しぶりだな、エックス」
聞き覚えのある声が部屋に響き渡る。
「…シグマか!」
「カウンターハンター達を使った作戦は失敗したが、
彼らは大きな仕事を成し遂げてくれたよ。お前のためにある趣向を凝らしてある。
中央コンピューターで待っているぞ……ハハハハハハハ!」
決戦の地は中央コンピュータに移った。
そこにきっと…シグマがいる。この事件の黒幕が。
「…ククク…素晴らしい。素晴らしいぞ…!」
北極のアジトはその日、大爆発を起こし海の藻屑となっていった。
戦いの準備は万全。
全ての力を出し切り、戦いに勝つ。そう心に決め、過去に通った道を再び行く。
もう警備システムには引っかからない。華麗に警備網を潜り抜け、
以前剣の形をしたプログラムと戦った間へ足を踏み入れると…扉が閉まった。
…来る。バスターを構え、じっと睨み付ける。
新しいボディを持ってシグマが現れた。
「…ようこそ、エックス。また会える日が来るとは…嬉しいよ。
アジールの奴の姿にびっくりしただろう?これの性能をテストしていたら、こんな事になってしまってな………」
これ、とは武器のことだろう。そう思っていたが…そうではなかった。
彼の傍らにいたのは…
「う… そだ」
「………………」
エックスもオペレーターも言葉を失った。
それは…黄金に輝く長き髪を靡かせた赤き剣士。
背筋を伸ばし、背中に交戦剣ビームサーベルを背負い、
新たな身体を得た……冷たい目をした、彼の…親友だった。
「彼が私の新たなパートナーだ。」
そう。ケイン博士は、ゼロのコントロールパーツをバイオレンに奪われていたのだ。
カウンターハンターがゼロのパーツをわざわざ取り戻しに来た理由は、ゼロを人質にするためではない。
ゼロを…最強の切り札とするためであったのだ。
やっと出会えた友が目の前にいる。
「昔の仲間同士、存分に戦ってくれたまえ」
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