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チラシの裏 3枚目
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グレネードマン、フロストマン、テングマン、クラウンマン。
4人のロボットを撃破したロックマンは、ライト博士の研究所に戻るのだった。
「博士 またワイリーのロボットから球体が発見されました」
「おお、帰ってきたかロックマン このロボットの修復作業が今、終わった所じゃ…」
修復作業にあたっていたのはライト博士だが…
「少しデザインには私の趣味が入ってしまったかな」
デザインを決めていたのはコサック博士。
ポッドの内部に黒みがかった紫の炎を灯す球体を入れる。
「ワシもこれから行く 少し分析作業の準備にかからねば…」
メンテナンス室を後にする3人。
照明が消え…真っ暗な部屋に、宇宙からの来客のみが残される。
2m以上はあろうかという巨漢。彼に取り付けられた新たなボディは、
ロシア帽のような頭に、軍服のボタンを模した4つの、動力炉に繋がる丸い穴と
確かにロシアの科学者らしいコサック博士らしいデザインになっていた。
その他のパーツとして目立つのは、鉄球のような右肩に、
右手と比べバランスの悪いまでに大きな左手。
人目のない暗い部屋の中、新たな体を得た彼はとうとう……
目を覚ました。
「……」
瞼から白目が開かれ…その中心に、黒い瞳が映し出される。
「…う…む」
身を起こす。
ロシアンデザインになった自分の体を凝視する。
不釣合いなサイズの左手をガシャリガシャリと握り、開くと動作を確かめてみる。
「…」
辺りを見回すと…
「!」
紫色の球体4個が詰め込まれたポッドを発見。
「…うぬ、ぬううう、」
ガラスの球体の中には紫の炎。
「うううううう!!」
その不似合いな左手でグシャリと潰す。
ガラスが割れ、瞬時にそのエネルギーは音を立てて消滅。
そして確信。
「まだ生きていたのか……!!」
彼は雄たけびをあげる。
「うぉおおお…おおおおおおおおおおおおおお!」
その体が…青き光に包まれる。そして…
そのまま青い光となって天井を突き破り、空へ。
「博士!!」
駆けつけたロックマンとライト博士。
「うむ、追うんじゃロックマン!」
「はい! 行こう、ラッシュ!」
ラッシュを呼び出し、ラッシュジェットへ変形。
ロックマンは天井の穴から青空へ向かっていった。
「彼には発信機を取り付けてある、どうやら真っ直ぐにどこかへ向かっているようだ!」
コサック博士の声。
「解りました ロボットを必ず止めてきます!」
場所は中東の火山地帯。山中にある施設に青い球体が突進し、破壊。…彼だ。
「…何てパワーだ」
ロックマンは彼を追い始める。
内部はメットールを初めとしたロボットがひしめいていた。
ある程度進むと扉があり、その中に…彼はいた。
ロボットの形態に戻った彼は、変わらず扉の奥へ進もうとしているようだ。
「待ってくれ!」
ロボットが振り向く。
「…君も私の邪魔をするのか!」
ロボットは有無を言わさず戦闘体勢に入る。
「へああっ!!」
少し浮き上がり、脚元から真っ青な炎のようなエネルギーを噴射させる。
戦闘開始だ。
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