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チラシの裏 3枚目
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…そこには、ロックマンの氷像が固まっていくつも置いてあった。
「………?」
アイスブロックがどこかからどこかへと運搬されている。
ドシン、ドシンドシン… 大きな足音が響いてくる。
…そして、止まったと思った次の瞬間。
「氷がーーーーーーー!」
巨大な氷の塊が落下、下敷きになった氷像を粉砕。
「…」
粉々になった自分の氷像に内心ショックを受けつつ。
いや、氷の塊ではない…ロボットだ。
大きな大きな腕を振るい、ロックマンの氷像を粉々に粉砕。
「砕けろが−−−−−−−!」
その全てを粉砕した後、腕を振り上げる。
「俺、フロストマンだど!お前ー、倒すどーーー!」
氷の塊のような体をした、前屈姿勢の巨大ロボット・フロストマン。
「ふがああああああ!」
大きく跳びあがる。
ロックマンはそれをスライディングで潜り背後からレーザーショット。
「おがぁ!!」
振り向く。
「ふが!!」
アイスブロックを一つ落として、その豪腕でロックマン目掛けて飛ばしてくる。
「たぁ!!」
跳びあがり通常ショット。
「ぉおおおおおおお!!」
腕を振り上げ、両拳を合わせると…
冷気が集まってくる。
「『アイスウェーブ』だあああああ!」
「避けてええええ!」
その、冷気を纏った、合わさった拳をハンマーのように床へ叩き付ける。
冷気が大気を一瞬で凍らせ、氷の波がロックマンを襲ってくる。
ロールちゃんの警告は…遅かった。
「うぁああ!!」
氷の波はロックマンを氷付けにし…
「砕けろがーーーー!」
その巨体を存分に活かしたタックルをロックマンへ見舞う。
アイスブロックのように、それは軽々と壁へ叩き付けられ…纏った氷が砕ける音が聞こえる。
「う…!!」
「おがああああ!」
勢いをつけ、怯んだロックマンの元へ低空飛行で飛びついてくるフロストマン。
「…うっ!!」
炎に類する武器など持っていない。苦し紛れの反撃として…
フラッシュボムを撃ち出した。
「おああああああああああああ!!痛いどおおおおお!?」
…その発光か、はたまた破壊力か。
何とフラッシュボムに当てられたフロストマンは吹き飛び、今度は自分が壁へ叩きつけられたのであった。
「まだまだ!!」
バスターを連射、その後チャージショットでフロストマンを追撃。
だが…
「もう、怒ったどーーーーーーーーーーーーー!」
フロストマンが暴れだした。
跳ねる、叩く、また跳ねる、また叩く。
その暴走によって、運搬されていたアイスブロックが全て落下…重なったガシャンという高い音を立てる。
敵もいよいよ本気のようだ。
「『フロストナックル』がーーー!!」
フロストマンの第二特殊武器だ。
氷を纏った拳を突き出し、ロックマンへと激突させる。
「う!!」
吹き飛ばされながらこちらもフラッシュボム。
「うがああ!!」
そして…
「がああああああ!」
跳びかかってきたところに
「いっけぇ!!」
レーザーチャージショットを一発。
「うが!?」
フロストマンが動きを止める。
新たにアームで運ばれていたアイスブロックが一斉落下。
各所から爆発を起こし…
「うーーーがーーーーーーーーーーーーーー!」
またもや、紫のエネルギー球体を残して消滅したのであった。
「…フロストマンが……死んだ…?」
ある一人のロボットは…いち早く彼の死に勘付いていた。
「…なんじゃと…? ……お前が言うなら本当なんじゃろ
早いとこ準備を済ませておくんじゃな」
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