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チラシの裏 3枚目

486俺的アレンジの入ったロックマン7 ED後半:2009/06/07(日) 02:08:37
様々な感情が湧き上がる。

人を殺そうとした自分に対する気持ちも、勿論。



「…はっ!」
研究所が崩れ始める。


いつぞやのように瓦礫が降り注ぎ…ワイリーはその下敷きに。
「…」

ここでワイリーを見殺しにするというのならば、彼が殺したことにはならないだろう。


…だが。
「ロックマン!!」

それを許さぬ者がいた。
「Drワイリーには、指一本触れさせないぜ!」

フォルテとゴスペルである。
ゴスペルは吼え、ワイリーを背に乗せて脱出。

崩壊する研究所の中、残ったのはロックマンとフォルテだけになった。
「…決着をつけに来たのかい」


「…いや、今回は俺達の負けだ」


ロックマンを真っ直ぐに睨みつける。
「…だが、」


「俺はいつかまた…お前にまた戦いを挑む
 今よりも、必ず強くなってな!」
その表情は厳しく。

最後に、うっすらと微笑んで。
「…あばよ、ロックマン」
ライバルは去っていった。





様々な思いを胸に、研究所を背にして彼は歩き出した。

その燃え盛る炎は、以後200年にわたる、
ロボット三原則を巡る人間とロボットの新たなる戦いの幕開けを…
新たなる生命が辿る道を祝福していた。



ブルースは今日も、明日もまたいずこかへ。


フォルテは崖の上でゴスペルとただ夜空を見つめる。




そしてワイリーは一人のロボットの構想を練り始める。

金の髪が特徴的な、剣を背に携えた赤きロボットの構想を。
「…ヘッ、こんなオンナみてぇな奴が俺より強いわけねえだろ…」
「フンッ、フォルテよ お前とはレベルが違うんじゃよ、レベルが!」



セピア色の写真に焼き付けられた、ライト研究所の皆の姿。
今はただ、その幸せを?み締めるだけだった。




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