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チラシの裏 3枚目
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バイオレンを倒した先には転送カプセル。
その先はアジールの待ち受ける上層…のはずだったのであるが。
「…これは… 海水?」
そう。エックスは地下階へと移動させられてしまったのだ。
「次の相手はサーゲスかアジールね。戦い方、覚えてる?」
「どちらが来ても問題ない。相手も結構アレで本気だったみたいだからね」
「…そうね。でも、それにしては相手はあまりに強気すぎる気がしない?」
「…それもそうだね」
極寒の海水の中を、メカニロイドを蹴散らし、トラップを避けながら進む。
「…ここは本当にトラップだらけの階だな。本当に罠でこの地下まで飛ばされたんだなって気がするよ」
針だらけの壁を、上下移動する柱のようなマシンに乗って上へと登るが
その最中には猛烈なバーナーの炎。
避けるものなら避けてみろという、いっそ遊び心すら感じられる罠の数々を抜けると
またもや不可思議な部屋にたどり着いた。
床は針だらけ、遠くまでずっと針だらけで、小さなリフトが4台並んで浮かんでいるだけの部屋。
こんな所に一体何が?そう思い、身体をリフトに乗せた瞬間。
「ガーーーッハッハッハ!! よく来たのうエックス!さぁ年貢の納め時じゃよー!」
縦長の、1列に4門の砲台が並んだ戦車の中から声がする。
以前の落ち着いた老人の雰囲気とはうってかわって、陽気な老人がそこにいた。
「この『サーゲスタンク』でお前をケチョンケチョンのギッタンギッタンにしてくれるわぁ!」
「…大丈夫かしらこのお爺さん。」
「ヒッヒッヒ…」
笑い出したそのタイミングで戦車が動き出し、エックスの足元にも異変が起こった。
リフトが上下に動き、4つの砲門の前へと次々とエックスを差し出してくるのだ。
「何!?」
「まーずはこれじゃよ!」
ぼよん、ぼよん…。 一番上の砲門からはラグビーボールのような形をした、妙なバウンド弾が上下に大きく部屋を跳ねる。
しかし…面白いだけで終わった。
「お次はコレじゃあ!」
3番目の砲門からは鋭いフリスビーのような青いエネルギー弾が飛んでくる。リフトの高さにより
エックスの頭すれすれまで来て当たらず、砲台へ戻っていった。
「何!?…まぁよい、次!」
4番目の砲門からは円柱形の極太ビーム。敵を貫くその攻撃はあまりに強力…なはずなのだが、低すぎて失敗に終わる。
「中々うまくいかんなぁ…」
最後に2番目の砲門から追尾弾。しかし、先へしか進めず、且つゆっくりなその軌道からエックスに交差するようにかわされ、失敗。
「スクラップシュート!」
砲台それぞれに、エックスはモスミーノスから得た特殊武器をぶつけ破壊する。
4つ全てが破壊された時…戦車の前面が爆発した。
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