したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | |
レス数が1スレッドの最大レス数(1000件)を超えています。残念ながら投稿することができません。

チラシの裏 3枚目

469俺的アレンジの入ったロックマンゼロ3 第三十話 後半:2009/05/31(日) 06:20:41
だがダークエルフにまた回復されては…

いや、ダークエルフの様子がおかしい。…色が、白へと変化しようとしている。
「…どうした、ダークエルフ!」


…そこへ、暖かな一つの光が降りてくる。
「……呪いが解けかかっているんだ
 ダークエルフが、マザーエルフに戻る」


「…エックス!」
「ゼロ。 僕達は…こうやって、100年前も不完全なオメガを倒して、バイルの野望から世界を救ったんだ」


そう。ファントムの言う通り妖精戦争でエックス一人ではオメガに勝てなかった。
誰が彼と共に戦ったか…? そう。コピーのボディに移った、他でもないゼロだったのだ。
「…100年前もか」



「……さあ、ダークエルフの力が弱まっているうちに、
 100年間の因縁に終止符を打つんだ…ゼロ!!」


セイバーを刺し、無理やりに…

力を振り絞り、立ち上がる。
「………俺の……オリジナルか」

剣を手に…最後に呟く。


「…君なら出来るさ。
 本当に大切なのは、ボディではなく心だと…わかっているはずだから」


立ち上がる。
「さあ…  ゼロ!」




「まだ…… だ!」
オメガが立ち上がる。

「まだだ!」
内部でショートする音、電流が弾ける音がしながら…。
ダークエルフの力も最早ない…一人のゼロとして。



二人のゼロが…向かい合い

共にただ真っ直ぐに駆け抜け…………


交差する。


共に全く同じポーズでゼットセイバーを手に、
緑と、紫の刃が向かい…


激突。そして………



きつく目を閉じた瞬間、
紫の刃は弾け…緑の刃は………それを超え、

その体を一直線に断ち斬る。




彼の後ろには死んで行った者達がいて…
彼の隣には共に歩む仲間がいる。

そして前を見れば立ち向かう敵。
遠のく意識の背中に………  また一人、前から後ろへと散っていく音が聞こえた。




掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板