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チラシの裏 3枚目

457俺的アレンジの入ったロックマンゼロ3 第二十六話 後半:2009/05/31(日) 01:38:41
…まだチャージ斬りまでは試していない。
流石にこれを防げるはずは。

「…食らえ!!」
跳びあがり、オメガの顔面へ向かいチャージ斬り。


…叫び声がこだまする。
「ぬぁぁあっ……!」
チャージセイバーの刃を顔面で受け止め、殴りつけたのだ。
「…バカな」

地面を引きずるゼロの体。

「ハーーーハハハハハハハハ!」
オメガは目にも止まらぬ速度で近づく。

「まだだ!!」
セイバーを一発。


…しかし。
「…………」
何も言わずにオメガはセイバーを手で掴み…
「ウォオオオオ!」
ゼロの体ごと地面へと激しく叩きつけた。


「…我を倒せるものなどこの世には居はしない!」
そのままゼロの顔面へ向かいアースクラッシュの構え。
「!!」
ゼロは間一髪それを避け…オメガから距離を取る。




ハイマックス、ゲイト、ウイルスに感染したゼロ。

それらから解るように…
ゼロは覚醒した際の能力として、あらゆる攻撃を無効化する性質を持っている。

ウイルスに完全に感染し尽くした状態であるオメガはその力をフルに活用する事が出来…
その上でダークエルフ、更にシステマシエルの力により更に高められる。

この地球上において、何人なりともオメガを傷つけることは出来なくなっていた。


…ウイルスの力を弱めぬ限り。
それが出来るのは、この世にマザーエルフただ一人のみ。
…そのマザーエルフはダークエルフとなり、今オメガと一体化している。

ゼロの力を以ってしても……倒すことは不可能。

「うっ… く!!」
このまま…死を、オメガによる破壊を待つのみ。




だが……そこに一人のサイバーエルフが飛来する。
「!!」

何も言わずに、サイバーエルフはゼロのセイバーへと入り込み…溶けていった。
「ゼロ君……これが私の力だ」
久方ぶりのその声。
…セイバーが輝いている。

「その程度か……」
オメガが近づいてくる。


「…!!」
オメガの肩に切り傷… 肩のパーツが破壊される。
…ゼロと、同じ姿になる。


…そう。飛来してきたのはエルピス。
マザーエルフの力によりサイバーエルフとなった彼には…
マザーエルフの能力の一端が備わっていたのだ。

必要なのは「ウイルスの力を取り除ける」というその能力。
微々たるそのダメージも…0ではなくなる。
「ゼロ君…シエルさんも君の帰りを待っている
 …生きるんだ……!」
オメガの眼前へセイバーを突き出す。


「……勝負だ」
飛び込み、斬りつける。

「…」
破壊神はただ、ニヤリと笑い、目にも止まらぬ動作でセイバーを受け止める。
「……何?」


その手にあったのは……。




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