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チラシの裏 3枚目

454俺的アレンジの入ったロックマンゼロ3 第二十五話 前半:2009/05/30(土) 02:21:08
着地…。

…研究所の下層部分へとたどり着く。


オイルにまみれていたはずのその部分は、
オメガの残骸が転がり、炎の海と化していた。

ゼロを模した半身のセイバーはエックスの半身の目を刺し貫き
エックスを模した半身のバスターはゼロの半身の後頭部へと当てられている。


炎の海の中、一つの大きな装置が目に映る。
囲うような構造をしていて……

チューブのようなものが垂れ下がっている。
「ここは……」
そう、バイル研究所なるその場所は…


「俺が、眠っていた場所…」

そう。…ここから、新しい彼の戦いが始まったのである。
戦いの終わり、カプセルに身を投じて…それから100年後の。


「!!」
…気がついた。


…カプセルに包まれ眠ったはずの彼が…
体中を繋げられたような状態で、吊り下げられて保管されていた?

……何かがおかしい。


バイルの声が響き渡る。

研究所のパーツ、コンピュータの残骸から……。
「クヒャーーッハッハッハ…!!素晴らしいぞ、ゼロ!!」


「とても偽物とは思えぬパワーだ!」
「…?」

オメガを倒され、とうとうバイルが狂ったか…?
そう、思われた時。



「………!?」


エネルギー反応がかすかにダークエルフを模したボディの残骸から感じられた。


その、僅かなエネルギーが…どんどん強くなってくる。

あっという間に第一形態時のそれと同じエネルギーになり…

更に越えて第二形態の値へと到達。


湧き上がるエネルギーは高まり続け…そして…
測定不能を示す。



残骸から一本の真っ直ぐな光の柱が天を貫き……広がる。


視界すべてを、真っ直ぐで強い光が覆い尽くす。


この光景を…………見たことがある。


…ここで…見たことがある。


『まさか』。




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