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チラシの裏 3枚目

45俺的アレンジの入ったロックマンX2 9話後半:2009/04/02(木) 03:42:54
…そして糸が天井へと伸び…天井を突き破り、遥か上方へと逃げていった。
「倒したはずじゃ…」



そのときである。突如として、屋根が破壊され、辺りが外気に晒される。
そして、先ほどのメカニロイドが真っ二つになって落下してくる。
「………え?」



エックスも思わず目を疑った。その上から降りてくるものに。


風を切る大きな羽音と共に、羽を持ったレプリロイドが舞い降りてくるではないか。
「ようやく言葉を話すことが出来た… 僕の名はメタモル・モスミーノス」
「…レプリロイド…だったのか」

彼は今まで吸収してきたスクラップから、自らの新たなる体を構成する材料を探していたのだ。
「…吸収能力…それが君の能力か」
「そうなるね。人間や君達が捨てているものの力が…これだ!」

手をかざすと掌から虹色の光が発せられ、辺り一帯を焼き払う。
「…どういう能力だ…」

破壊の方法としてはあまりに無駄が無い。これほどまでに恐ろしい特殊能力を持つレプリロイドが居たとは。


「…だが生成したばかりでボディ自体はそう硬くは無い…そうだろう!」
壁を蹴り、モスミーノスの体を撃つと今までの敵よりも通りがよく、一瞬動きを止める。

「君がこれ以上強くなる前に、ここで倒す!」
「やってみるがいい!」

360度意図した方向にレーザーを放ち、自由自在に飛び回る脅威のレプリロイド。
羽から生じる特殊な粉は強力な電磁波を発生させ、レプリロイドを内部から破壊する作用を持つ。

スタッガーのように空中で迎え撃とうにも何処に居ても同じ。
ならばと地上でモスミーノスのレーザーをかわしながら、反撃の隙を見つけることにした。

念じてからレーザーを撃つまでにはやや時間が生じる。そこを利用して…
「ラッシングバーナー!」

うねる二つの炎の弾がエックスから放たれモスミーノスを焼く。
「うわああああああ…!!」
「今だ!」


壁を蹴り、空気を蹴り…モスミーノスに至近距離でチャージショットを直撃させた。

「そんな………!」
モスミーノスの体は墜落し、強力なエネルギーを体内から発し炎に包まれ…その体はスクラップに還って行った。



「エックス…エックス!」
ここでやっと通信が繋がる。
「エックス!大変なの、ハンターベースに戻ってきて!」
その慌てぶりはただ事ではなかった。

「了解」




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