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チラシの裏 3枚目
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ネオアルカディア地下の巨大エレベーター。
巨大な一本の支柱がどこまでも続き…
高さだけでない広大さを持つその空間を下へ下へと降りていく構成。
パンテオンを倒して突き進み、梯子があったら下へ。
トラップに注意しながらまた下へ進み…
扉を潜りエレベーター本体へ。
「ここを降りるのか」
地下へ降りていくエレベーター。これは中継フロアまでのものである。
「来るな…」
上から飛来するリフトが二つ。そこから、大量のメカニロイドやパンテオンが落下…エレベーターに乗り込んでくる。
「邪魔をするな…」
かつてパンテオンコアのいた地下鉄で戦ったメカニロイドとも再戦を果たしながら、どんどん下層へと下がっていく。
何分か下り続けたところで中継フロアへと到着。
また同じことを繰り返すこととなる。
パンテオンを倒し、トラップに注意しながら下へ、また下へ。
アンダーアルカディアに繋がるエレベーターに乗った所で…
「アハハハハ!ねえプリエ!来たよ悪者レプリロイド!」
「キャハハハ!そうだねクリエ!お爺ちゃんの言った通りだね!」
現れた。マザーエルフのダークエルフとしての面のみを継いだコピー…
二人のベビーエルフ、クリエとプリエだ。
二人のダークエルフはぐるぐると廻っている。
「それじゃお爺ちゃんの言った通り、戻ろうよクリエ!」
「ねえねえ、でもせっかく会ったんだから悪者レプリロイドやっつけちゃおうよ!」
「…仕方ないね、それじゃやるよクリエ!」
「うん、頑張ろうねプリエ!」
戦闘が始まる。
交差して飛来した後、プリエは光をゼロに落とす。
「もう効かん」
ダッシュで避けたところにクリエのエネルギー弾。
回避した所でチャージ斬り。
「わぁあ!」
「きゃあ!」
続けてベビーエルフたちは遠くへ飛んだ後、勢いをつけて衝突…
二つの力が合わさる衝撃でゼロを攻撃しようとするが、それも間を縫ってかわす。
「ハァ!」
チャージ斬りで二人をまとめて攻撃。ここでクリエとプリエが一箇所でぐるりぐるりと回転を始める。
「行くぞープリエ!」
「うん。合体だねクリエ!」
「「はぁぁ!!」」
ベビーエルフは融合、一つの巨大なエルフに変身した。
「さぁ行くぞー!」
クリエはエネルギー弾を床へ向けて発射。
それは分裂し、地を伝う。だが…これも飛び越えてそのまま…
「行くぞ」
合体エルフに…最後の一撃を加える。
「きゃああああ!」
二人のエルフが分裂…
クリエは無事なようだが…プリエは…
「な、何か痛いよプリエ…体が、チクチクして… み、ミミミミミーーー!」
赤ん坊のときの鳴き声のような…断末魔を残して消えていった。
「プリエ…? プリエーーーーー!?
…わ、わわわ…わーーーーーーーーーー!」
クリエはどこかへ消えていった。
「…この先か」
たどり着いたのはアンダーアルカディア。
ネオアルカディア全体を支える動力部だ。
「…」
世界中に延びるチューブがひしめく中、
ゼロは敵を倒しながら、奥へ…下へとどんどん向かっていく。
…いよいよオメガの元へと向かっていく。
後ろを見れば、死んで行った者達がいる。
隣を見れば、共に歩む仲間達がいる。
前を見ると…これから戦う敵がいる。
…仲間からの声援は重要であろう。だが…
仲間がずっと傍にいては、前の敵とは戦えない。
先へと進むため…全てに決着をつけるため。今倒すべき最大の敵のことだけを考えて進む。
ネオアルカディアもバイルの支配から解放されれば考えを改めるだろう。
レジスタンスも歩み寄れば…また、新しい世界が開けることだろう。
これが…平和のときのための最後の戦い。
…ゼロは…扉を潜った。
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