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チラシの裏 3枚目

44俺的アレンジの入ったロックマンX2 9話前半:2009/04/02(木) 03:42:00
最後に残ったのはスクラップ場。


シグマが作った3人のレプリロイドの最後の一人がここにいるということらしい。
スクラップ場…人間にとってはゴミ捨て場のようなところだろうが、
レプリロイドにとっては死体の山以外の何物でもない。

死に切れぬメカニロイドやレプリロイドを相手にする戦いとなる。


「スクラップ吸引装置か…」
「エックスの体も引っ張られるみたいね」
「おや…? 何かおかしい…サーチしてみるよ。」
「?」

オペレーターでも見つけられない場所がそこにはあった。
「ここの床の下に、通路がある!」
スピンホイールで削り、隠された地下室へ。
「…ここは古いものだらけだからカプセルがあっても見つからないわね…」
「…行って来るよ」

「エックス、ここではお前に新しいボディパーツを授けよう。ダメージを半分に出来るだけでなく
 新たな力を使えるはずだ。」

「…なるほど」
「試してみるよ」
「え、ちょっ…と、エック…ス…?」
ノイズが混じり、通信機器が繋がらなくなる。
エックスに力が集中する。そして…その技の「試し撃ち」が行われた。


通信は途絶えたが、恐らく大事には至ってないだろう。
エックスはまた一つ強くなり、任務を再開する。

「? 何だ、アレ…」

開けたスクラップまみれの部屋の中央に、妖しく光るカプセルが。
何かの影が映ったそのガラスにはヒビが入り……

勢いよく割れると共に何かが飛び出し、近くにあったスクラップメカニロイドを起動させ始めた。
「…操っているのか!?」

ぎこちない動きながら、壊れんばかりの勢いで襲い来るメカニロイド。
心臓部を攻撃するとスクラップは瓦解、中からは先ほど飛び出してきた何かが飛び出す。

よく見ると虫の形をしたメカニロイドのようだ。よく敵に憑依するメカニロイドの一種ではあるが、
色が違う。…特別種であるのだろう。

また憑依されては困る。今度はきっちりそれを破壊する。
そこから先は憑依型の虫メカニロイドが沢山存在するフロアとなっていた。
そうして二度目の赤い憑依メカニロイドを倒してすぐ、
エックスはスクラップ場の最深部に出た。


窓からはスクラップの山が見える。
「………何だ?」
天井から糸で吊るされた奇怪なメカニロイドがそこにいた。
恐らくはシグマ製レプリロイドが置いた、イレギュラー発生装置。
「破壊する!」

ゆらゆらと揺れてスクラップの破片を散らかすメカニロイド。
この中にどれだけ多くのスクラップを収納しているというんだろう。

「行けええ!」
バスターを当て、メカニロイドを攻撃する。
段々と勢いを増すスクラップを必死でかわしながら、またも攻撃。


揺れ続け、いつしか壁や天井にぶつかる。
すると天井からの糸を断ち切り、今度は床のスクラップを撒き散らし始める。
「高速回転…この状態じゃバスターは通用しないか」


回転が止まるとまた糸が天井に向かって伸び、元の体勢へ。
「また撒き散らすか?…いや、もうそんな量もないだろう」

実際なかった。
メカニロイドは恐ろしい勢いで今度はスクラップを吸引し始める。
自分も吸引されないよう、或いは吸引されているスクラップに当たらないように素早く、且つ慎重に回避する。

「食らえ!!」

トドメの一撃。
メカニロイドが吹き飛び、床に落ちる。




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