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チラシの裏 3枚目
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「…アンドリュー…さん?」
セルヴォの口から出たのは予想だにしなかった人物。
「……こんなことはしたくなかったんだがね
…メンテナンス室で…ゼロの頭に入れている所をメンバーが見たそうだ」
「…目撃者が怪しいってことは?」
「シエル。 ……ゼロが気がかりなのはわかるがね
納得してくれないかね… 何なら私を疑っても構わんが…」
「ごめんなさい… でも…ひとまず………アンドリューさんを呼ぶ必要がありそう。」
ゼロは……ただ一人、次なるミッションへと向かっていた。
「エネルギー施設か」
真っ暗な巨大建造物の内部調査。
「この施設はとても最深部までの道のりが長くなります
長期戦とお考え下さい」
二人いるオペレーターの、もう一人のオペレーターが説明する。
エレキチップの働きで動かぬ動力にエネルギーを送ることは可能なようだ。
蛾型メカニロイドを、そうして点した室内照明へ集め…一気に斬る。
そして先にはまた動かぬ動力。
これの繰り返し…どんどん奥へと潜っていく。
途中にあったのは、作動を続けている巨大動力装置。
「これをまずは止める必要があるか」
リコイルロッドを取り出し…
「セヤ!ハァ!ハァ!ハァ!ハァ!!」
サウザンドスラッシュで6つのスイッチを次々に押し込み先へ。
「…危険区域というわけだな」
メカニロイドが大量に配備され、トゲトラップの数も半端ではない。
運ばれる鉄骨をリフト代わりにして移動…
体重を移動させて千切れるケーブルを攻撃したり、爆弾を避けたり、トラップを避けたりしながら
また奥へと進むと…
(セキュリティか!)
ぐるぐると回転する円形装置…その中心に緑色のコア、周りを廻るは二つのリフト。
赤色から青色へ…。冷気での攻撃。
青色から赤色へ…。炎での攻撃。
それぞれの弱点で攻撃してこれを破壊して更に先へ。
もう一つの動力装置を停止させたゼロは…行き交うリフトを見つめる。
「これのスイッチを切り替えて、何とかしてトゲだらけのこの壁を越える…と」
ゼロ対策のトラップも手が込んでいる。
…それを抜ける手段もまた、考える必要がある。
「あらあら。見ちゃったみたいねぇ坊や」
華奢な女性レプリロイドが最深部にいた。
くるりくるりとカールしたロングの髪を持つ…。
「お前らは…誰だ」
「私はバイルナンバーズの一人、『キュービット』
このベビーエルフ生産工場を見られたからには…生かしては帰せないわね」
「そういうことダァ…」
そして、キュービットを肩に乗せる巨体の男。
「俺の名はァ、『トレケスタ』
テメェがあまりに遅いもんだから来ちまったぜぇ!」
二人のバイルナンバーズが相手…だが。
「さて。私は高見の見物と行きましょうか トレケスター、お願い」
キュービットはトレケスタの背から跳び立ち…天井へと姿を消す。
「ゴルルルァ!行くぜぇゼロおおおおお!」
大剣を手に…トレケスタが向かってくる。
「ゴッラアアアアアアアアア!」
だが…それは届かず。
ゼロによって、片腕をもぎ取られたからだ。
「ア、アアアアアアア!!テメェ、テメェエエエエ!!」
威力は抜群。
…いよいよ、戦いが始まる。
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