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チラシの裏 3枚目

435俺的アレンジの入ったロックマンゼロ3 第十七話 後半:2009/05/27(水) 00:12:16
「ヒヒヒヒ…ヒーッヒッヒヒイ…」
頭全体をヘッドギアに包んだひょろ長の男…
「『ヴォルティール』か」

「ヒッ!ヒヒ!!…なんだ、お前が…お前が、ゼロ…か!?
 返せ…俺達のデータ…返せ!か、かか、返せ!!」
両腕を拘束され、ビクンビクンと体を痙攣させながら、頭をカキコキと曲げながら話す。
「か、え、せ…と、言っているんだ…」

「返せえええええええええええ!」
ヴォルティールはそのヘッドギアで、ヘッドバットを繰り出す。

「…」
頭を軽くリコイルロッドで小突く。
「ヒヒヒッ!」

「…な、なんだぁ?何しやがったぁゼロ…
 俺にはなー俺にはなー、わかってるんだぞーゼロ…………頭にくることしてくれるなーおい!!」
体が震えだす。

「あ、あぁぁああ、はああああああああああああ!」
ブチリ、ギチリ、ゴトリ。

彼を縛る拘束具が取れ、ヘッドギアが砕ける。
「兄者の敵をとりたい所だが……ダメだゼロ。流石に俺もコイツにはついていけない…」

サンダーチップからはクワガストの声。
「ッヒイイイイイイイイイーヒヒヒヒーーーーー!」
上半身を大きく前後に揺らし、水中でじたばたと跳ね始める。
チップを握り締めると同時にヴォルティールの体全体から電撃が発せられ…
「!」
「キエエエエエエエエエエエエエエエ!」
電流によりヴォルティールの体が変質していく…。

「ヒヒヒヒヒ!俺様はバイルナンバーズの一人『ヴォルティール・ビブリーオ』
 オメガの奴のイカれ具合が解ったなら、テメェもさっさと引き下がりなぁぁぁ!!」
彼はウナギ型レプリロイドへ変身した。

「ヒーヒャハハーーー!」
ヴォルティールが体をうねらせて部屋を駆け抜ける。
「ハァ!!」
チャージ斬りで対応…しかし。
「効かない…!?」
…手ごたえがない。

「はぁーー!?」
ゼロをあざ笑うように部屋中に開いた穴から姿を見せるヴォルティール。
「黙れ」
チャージ斬り。
「ヒヒッ!?」
そして天裂斬。
「何しやがるーーーー!コイツめ!」
尾から電撃を発する。
「コイツめ! コイツめコイツめ!!」
電撃の弾は次々に放たれ…ゼロを追っていく。
「厄介な技だな」
「ヒヒヒヒ!そうだろうそうだろう!」
ジャンプ、回転斬りから三段斬りへと繋ぐ。
「キヒッ!?」
縦へ3回、斜めに1回、横に1回斬られる痛み。
…痛みのあまり、穴から現れる。

「こ、われ、ろーーーーーーーーーーーーーー!」
尾を地面に突き刺し…辺り一面を雷のカーペットへと変えて行く。
だが…ゼロは動じない。浮力を使って、最大限に浮き…攻撃を回避。そしてそのまま…
「落砕牙!」
セイバーを下へと構えて落下。
「ヒヒッ!!」
頭、腕、下腹部を一直線にセイバーで突き刺しに。
「…や、やりやがった、やりやがった!!
 いか、いかかかか、イカれてる、イカれてやがるるるううう!ヒャハアアアアアアアアア!」
ヴォルティールはそのまま弾け飛んだ。
「有難うゼロ…解析を行うわね …後、間違え続けたからミッション点0.」



オペレーターをシエルは呼び出していた。
「…正直に話して欲しいの」

「…で、ですから忘れ物を…ですね」
「何の?」
「それは……」
オペレーターは口ごもる。
「コンピュータに何かしてないでしょうね…」
「な、何も…!」
「…それなら、見ても…」

そこへ。
「…シエル」
「セルヴォ… …お願い、後にしてくれないかしら」
「いや…少し聞いてくれ …ゼロにバイルチップを入れたのが誰だか解ったんだ」




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