したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | |
レス数が1スレッドの最大レス数(1000件)を超えています。残念ながら投稿することができません。

チラシの裏 3枚目

415俺的アレンジの入ったロックマンゼロ3 第十話 前半:2009/05/24(日) 22:59:10
「シエル。状況を頼む」
ハルピュイアをロシニョルに任せ、メンテナンスルームから司令室へ。
サブタンクで傷はすぐさま再生…これでシエルにも勘付かれまい。

「ゼロ!もう起きて大丈夫?」
「問題ない」


「それでね、ゼロ…
 実は、ネオアルカディアからあなたの無事を確認できたら
 話し合いをしたいって。」

あの時のことを思い起こす。
「ハルピュイアはバイルに反発した…他2人も同じ考えだろう。
 …四天王の意思ではないな。…バイルか、八審官か…コピーエックスか…」

ネオアルカディアで人間のことを少しでも考えているのは
今現在、四天王のみ… そうでなければ、その話は決して信用できるものではない。

「ヤぁ、心配ヲかケテしマッタよウダネ」
コピーエックスだった。

「君ニ死ナレてハ彼女ノご機嫌モ損ネるだロウかラね」
「…本題を手短に頼もう」

コピーエックスは体を前へ傾け、手を組む。
「僕達ハ長イ間戦っテキたガ…
 そロソろこの不毛ナ戦いハ終ワリにしヨウと思ッテね」
シエルは目を閉じ、言葉に集中する。

「新エネルギー『システマ・シエル』のコトニつイテの返事サ」
「…」

「ダークエルフとシステマ・シエルにハ非常に親和性ガ高イ…」
「………」
 組み合ワセる事ガ非常に有効デアるらシイんだ」
「…………」


「…システマ・シエルをネオアルカディアに渡シサえすレバ
 君達ノ命は保証しヨウ ドウだロウ、悪イ話でハナいと思ウんダ」
「…………………。」


シエルは考え続けた末…答えを出す。

「…お断りします。」
「…何?」

ネオアルカディアは、少なくとも人間にとっては楽園であるはずだった。
しかし…その人間が、コピーエックスの軽い一言で、バイルの思うがままに大量に殺されていった。
シエルは…
「今のあなた達は…信用できません。…エステマシエルは…渡せません」
声を震わせながらも、答えた。




掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板