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チラシの裏 3枚目
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「敵の指定した場所は?」
「火山。…こうなったら確定のようね
サブタンクは貯蔵してきたからきっと勝てるわよ…エックス」
「ありがとう。」
マグマの煮えたぎる活火山。ここで一体誰が何を企んでいるというのか。
「13人いた特Aランクハンターも後一人。 …エックス、貴方ならきっと誰だか解る」
「……ああ。」
カブトムシ型の大型メカニロイドを撃ち落とし、火山に開いたほら穴から火山内部へ。
狭い洞窟に群がるイレギュラーを倒しながらマグマ溜りへ。
「…嫌な予感がする」
「的中よ、マグマが噴火へ向けてせり上がってくる!飲み込まれないように早く上へ!!」
もう元の入り口からは出られない。火口から脱出する他ないと判断し、
ひたすら壁を蹴って上へ。
マグマが追う中をイレギュラーを倒しつつ、必死に上へと駆け上がり…
「今よ!」
火口からマグマがあふれ出す寸前でエックスは火口から飛び退いた。
天に向かいまっすぐに突き上げる炎の柱がすぐ傍に。
「ここは小さなほうの山。…ここから先は別の山で、さっきとは比べ物にならないマグマが溜まっているわ」
溶け行く岩の柱を伝いながら岩壁へ。洞窟にはここから入っていくようだが…
「さっきと同じカブトムシ型のメカニロイドか!」
「待って。カウンターハンターの指定位置はこの上にある部屋よ。
そこに行くには洞窟の壁を破壊しなきゃならない…もっと上へ!」
壁を蹴り上方へ。
「そこ! …相手が狙いを定めるまで待って」
エックスをそこから動けないと判断、突進のモーションに入る。
「跳んで!」
壁を突き破り爆発するメカニロイド。土と一緒に破片が下に落ちていくのが解る。
今開いた穴から入ればすぐ先に扉がありその先が…
「フォッフォッフォ…手荒い方法で入ってきたのうエックス。」
カプセルの底だけを削り取ったような乗り物に乗り、
黒きマントとシルクハットを模したヘッドパーツ、ルーペのようなカメラアイと
特徴的な格好をした白髭のレプリロイドが現れた。
「…カウンターハンター!」
「サーゲスじゃ。お前さんのその体が、どこまで持つか…楽しみじゃわい」
マントを脱ぎ捨て、戦闘が始まる。
「フォッフォッフォッフォ!」
始まるなりサーゲスは高くジャンプ、回転しながらシルクハットからエネルギー弾を撒き散らし始めた。
「!?」
「驚いたかの?フォーッフォッフォッフォ!」
空中回転射撃をまたも行う。
弾と弾の間を見て、着地した瞬間を狙う…が。
「惜しいのう?」
カプセルの底の淵に沿って光の壁が発生、バスターを吸収してしまった。
これではどちらかというと、カプセルから蓋のみを取ったような形といった方が正しい。
3度目の回転、それならばと空中にいる間にサーゲスの身体にバスターを撃ち込む。
光の壁が発生していないところを見計らい、着地してすぐにまた一発。
「ハーッハッハ!思わず尻餅をついてしまったわい…
じゃが、一つ対処を覚えた程度でいい気にはならん方がよいぞ!」
カプセルの底から床へ向かって何かが落下した。薄く丸い形をしていて赤く光った…
「地雷か!」
「お前さんの戦える範囲はどんどん狭まってゆくぞ?さぁ、どうするエックス!フォーッフォッフォッフォ!」
続けてジャンプしての回転射撃。そしてまた地雷。
「どうすれば…!!」
2個、3個、4個と増え、対処ができなくなってゆく。
そしてどんどん行動範囲を狭められ、弾を回避できなかったり、地雷を踏んだりする。
「エックス!敵も地雷を置くのに少し時間がかかるはず。地雷を一気に破壊する手段を考えて!」
「…そうか スピンホイール!」
地形に沿いその刃を走らせるスピンホイールなら!
効果は覿面。スピンホイールは一気に地雷を切り刻み、爆発させていった。エックスはその間爆発の及ばない高いところで待機。
「行くぞサーゲス…!」
着地した瞬間を狙い放たれた一撃。再びサーゲスに尻餅をつかせた。
「ガッハッハ…なかなかやりおるわい…次会う時が楽しみじゃなあ…」
声が少し若返った気がしたが…気のせいだろうか。
そしてゼロのヘッドパーツ。
「…ゼロの顔ね」
「…すぐに元に戻すからな、ゼロ!」
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