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チラシの裏 3枚目

404俺的アレンジの入ったロックマンゼロ3 第六話 前半:2009/05/21(木) 00:42:10
「工場破壊、ご苦労様」
「…突然出てきてどうした?」
シエルはゼロに、二つのチップを渡した。
「…フレイムチップか。
 …バイルナンバーズが使っていたようだが…大丈夫なのか」

「人格はバイルナンバーズの死と同時に消滅したみたいよ
 それより、これで火、水、雷の3属性が全て揃った。…3属性どの敵にも対応出来るわ」

「すまないな
 …それで、デスタンツが使っていたこのチップは?」
「ライトチップ。…身につけるだけでゼロの体が軽くなるらしいの」
ボディに装着するチップは何も属性付加だけではないらしい。

そのとき。
「ゼロさん、ゼロさん!ダークエルフが発見されました」
とんだ迷子が…ようやく発見されたらしい。

「…オメガはネオアルカディア、ベビーエルフもバイルに奪われた。…間違いないようだな」


場所はハイウェイ跡。
「…」
青空の元、遠くに都市跡を臨むその場所。
とうに滅んだ、廃墟と化した海を抜けるハイウェイ。


平然と彼の頭上の青空をふよふよとダークエルフが飛行していた。
「……どこへ向かっているんだ?」

彼女を追っていくとそこで…子供が待ち伏せていた。
ダークエルフの子供ではない。…バイルナンバーズの一人『チルドレ』である。

「やっぱここで待ち伏せていて正解だったぜー!
 オイラが先に見つけたんだからな」
ぴょいと飛び跳ねて…
「横取りすんなよノロマー!」
潜水艦に乗り込んだ。


「ゼロ、ダークエルフを追いかけて!取られないようにね!」
「ああ」
飛び越して海中へ飛び込む。

ダークエルフは思いのほか、速度が速い。
後方からはチルドレの潜水艦が迫る中、彼は前方のメカニロイドを撃破しながら進んでいく。

「どういうハイウェイだ…?」
ハイウェイ内はトゲだらけ。そこを魚型メカニロイドが悠々と泳ぎ、
氷のブロックで行く手を遮ろうとする装置も見られる。


全て破壊して先へと進むが…
「チルドレの妨害もお願い!海底にあるスイッチを押すと水位が下がる仕組みだから!」
1つ、2つ。
スイッチに乗り作動させ、水面を下降させる。
ダークエルフは建物内へと入っていったのを確認…ゼロも海底にある入り口からそこへ突入。


「!」
そこは水中戦用に改造されたパンテオンらが待機していた場所。

パンテオンがダークエルフに忍び寄る。

「や、やめて……!」
ダークエルフが逃げ出す…が
「……! !!! …!!!」
反射的にダークエルフはパンテオンを攻撃…闇の力を与えてしまった。
「…嫌な予感がするな」

的中。
パンテオンは…闇に包まれて変身。
上半身に黒い翼の生えた…第二形態になったのだった。

「サバキダ!!」
レーザーを発射、床を切り刻む。
「何だその力は…」

「ヒカリヨ」
レーザーを5方向へ乱射。
合間を潜ってチャージ斬り。

「キヒヒヒヒヒヒヒ!」
アームを伸ばし、ゼロを掴もうとしてくる。
「そんな動きで捉えられると思うな」
回転斬り。
「クイアラタメヨ!」
アームを壁へ伸ばし、部屋全体を揺らして岩を降らせてくる。

「…」
パンテオン一体でさえ、コピーエックスの真似事が出来るレベルにまで強化される…
ダークエルフの力に脅威を覚えつつ、それを撃破…先へ進んでいくと。

「ノロマー!!」
チルドレはとっくに先へ進んでいた。




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