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チラシの裏 3枚目

40俺的アレンジの入ったロックマンX2 7話後半:2009/04/02(木) 00:29:12
「…な、何だよ…!俺に何かしようってのか…」
「………」
「へチマールを倒したのはお前なんだろう!?俺聞いちゃったぞ!」
「…子供…か。」
「今回放たれたレプリロイド3人は皆そうよ。」
「少しの間、眠っていてもらう!」
迷うことはない。マイマインに向かいバスターを放つ。
「わああああああああ!」
マイマインはとっさに殻に篭りこれを遮った。
「…アルマージ級の殻か…!」
首を大きく振り、口から粘液を撒く。
「く、食らえ!」
その瞬間を狙ってバスターを撃つも、粘液を直に浴びてしまう。

異臭がするのか?それとも溶かされてしまうのか?

どちらでもなかった。エックスはその瞬間、粘液に囲まれ結晶化したのである。
「……!! …!」
「え…ぇえええええええええい!」

殻に篭り、高速の体当たりを食らわす。相当な重量をもっての体当たり。
水晶は粉々に粉砕され、エックスの体は青き輝きと共に部屋の端へと弾き飛ばされる。

「ガッ…!」
「…あ、当たった!当たった!もう一度!」
殻に包まっての突進。
さすがにエックスの方が速い。これを余裕で回避する。

「攻防一体か…強力な攻撃だが…すぐに見切る事ができる! マグネットマイン!」
マイマイン本体に磁力攻撃を当てる。
「ひゃあああああああ!!」
マイマインの体が痺れたと思うと、急に殻からマイマイン自身が弾き飛ばされてしまった。
「いたぁっ!」

「今よ!」
「マグネットマイン!」
丸裸になったマイマインに磁力の機雷を撒き続ける。再び殻に篭られないよう、殻を蹴りながら。
「これは…アルマージのと比べ軽量化にも成功しているから、すぐに俺の力で飛ばせる!」
「相手は強い能力は持っていても素の能力は低いようね」
「返してぇえええ…!」

サッカーボールの要領で殻を蹴りつつマイマインを攻撃する。
そんなやり取りをしているうちに…マイマインがとうとう殻をキャッチしてしまった。
「お…おおお、俺の…!」
もう二度と殻から離させるものか。殻に篭ったマイマインはそのまま天井近くへと跳びあがり、高速回転をし始めた。
「高速の突進か…でも、アジールほどの速さを持つわけも無い!」
「……何か嫌な予感が…」

「俺の勝ちだあああああ!」
触覚に高圧電流が流れた…。かと思うと、突然目の前が歪み始めた。
「こ………れ………は……」
「ええええい!」

マイマインは再び殻に篭っての突進を始める。
「え………いっ」
突進にあわせジャンプで回避。…だが、体が浮くのが物凄く遅い。
…体が動かない。着地も…遅い。そして、そのときに気づく。回避行動が早すぎたと。そして…
「ぐ…あ…あ…あ……!」

ゆっくりと部屋の端まで飛ばされる。
「マイマインの能力…まさか、範囲内の自分以外の存在の時間を遅らせる…時間操作!?」
エックスは倍の速度のマイマインと戦っているようなものだ。
しかもその上、自分の感覚そのものは正常だから動きは数段遅れている。
これでは…エックスに勝ち目は…

「逃げて、エックス!」
ゆっくりと頷いた。なんとかこの速度でもマイマインの動きを回避できるようだ。
紙一重で攻撃をかわしながら…暫くの後。
「…! 時間が元に戻った!」
「あぁああ!ど、どうしよう…! もう一回!」

空中での高速回転から動作を再スタートする。
だがエックスは二度もその手は食らわない。
「大人しくしていてもらう…マイマイン!」

顔を出し、時間操作を始めるその瞬間…エックスは空中を滑走し、マイマインの腹を吹き飛ばした。
「ぎゃああああああああああああ!!」

青き炎が辺りを覆いつくし、マイマインの体が弾けた。

「よし!」
そして頭の辺りから飛び出てきたマイマインのコアチップを手に、彼はハンターベースへと帰っていった。




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