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チラシの裏 3枚目
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弱点が頭となれば話は早い。
逃げながら頭だけに集中的に攻撃を加えればよいのだ。
雷が何発も何発も、オメガの頭に撃ち込まれた。
「…妖精戦争の悪魔、オメガ… そこまでだ」
ハルピュイアのチャージ・サンダーボルトであった。
オメガの腕が再び落下。
…だがオメガは一向に崩れる気配を見せない。
そのときだった。
「クヒャーーーーッハッハッハ!! それくらいにしておけ、オメガよ」
老人の声。
特徴的なカプセル型の頭をした、機械仕掛けの老人が目の前に現れる。
「…貴様は…!!」
ハルピュイアが声を荒げた。
「『ドクターバイル』!!」
妖精戦争を引き起こしたとされる…レプリロイドの科学者だった。
ゼロを封印したとされるシエルの先祖によって作られながら、
同じく作られたダークエルフに呪いをかけ妖精戦争なる戦争を引き起こしたとされているイレギュラー。
「これから共に戦う仲間を殺してはいかんだろう、オメガよ…」
そんな者と、妖精戦争の悪魔オメガがどうしてここにいるのか?
「貴様…何をしに来た!」
ゼロは黙って様子を見守る。
「………」
その時。
「僕ガ呼んダんだヨ… ハルピュイア」
まさかの声が後ろから。
「!」
今度はゼロが反応する。
ハルピュイアも反応する。
「…エックス様…!」
ユグドラシルでボディを破壊された、オリジナルエックスではない。
…ゼロにあの日倒された、コピーエックスが…
今、彼の目の前に現れたのだ。
「バイルは僕ノ恩人ナんダ… そウ怒らナイでくレタまエ」
「…しかし!」
「…ナんダイ?」
「…いえ」
そう。宇宙に漂っていたコピーエックスの残骸はバイルにより修復され…
コピーエックスMk2となっていたのだ。
「やア、ゼロ… 久しブリだネ… あノ頃トは大分状況ガ変ワッただロウ?」
「………ダークエルフを探しているんだ。お前とは戦っている場合じゃない」
クスリと笑う。
「ヤだナァ… 僕モダークエルフを探しテイるに決マッていルじゃナイか…
…どウダい、ここは一つ… 競争ト行こウじゃナイカ!」
「いやはや、わざわざ我々の不手際で申し訳ございませぬエックス様。
このバイルめが全力を以ってダークエルフを手に入れてご覧にいれましょうぞ!」
コピーエックスが姿を消す。
「…」
ハルピュイアはゼロに何かを訴えかけるようにして、姿を消す。
オメガも光の柱となって消えていく。
バイルも転送装置で去っていった。
「…シエル、聞いていたか」
ダークエルフを巡る戦いの後半戦が、幕を開けた。
ネオアルカディア内部にて…8人の人間型レプリロイドが円卓に腰をかけていた。
ヘッドギアに目から上を全て包んだ華奢な男が体を痙攣させ言う。
「ヒヒヒヒ!アイツが動き始めたようだぜ!ヒヒヒヒ!狂ってやがる、ヒヒ!」
頭の尖った、また細身の男が彼に返す。
「狂ってるってのは誰のことだぁ?ギチッ…」
小柄な少年が脚をばたつかせてイラつく。
「考えりゃゼロのことに決まってるだろー、『デスタンツ』のノロマー!」
紅茶を飲むは、派手な髪型の気障な男。
「まぁ、オメガのことかも知れませんがね…『チルドレ』」
巻き髪のスレンダーなレプリロイドが異論を唱える。
「あーらあら。『シルト』、それはいささか失礼じゃなくって?」
首にアクセサリーをつけた男は豪快に笑う。
「でもよっ!でもアイツの強さは正直、狂ってる以外にいい様がねーよな…?」
肩の出っ張った大男がドッカリと構えている。
「ゴルルァ…『ブレイジン』、貴様は見たことがあるってぇのかぁ?」
弁髪の真ん丸い太った男は腕を組む。
「伝説に聞くだけでも恐ろしいものであーる… ヤツが目覚めただけでこの有様である」
「ククク…オメガの話じゃな?」
空間の歪みが発生していた。…バイルが現れる。
「世界どこもかしこもこの状態でな…おかげで転送も楽ではないわ」
8人が一斉に姿勢を正す。
「さて…出番のようだぞ?『ネオアルカディア八審官』
…いや。『バイルナンバーズ』よ」
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