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チラシの裏 3枚目
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「ダークエルフ… …か」
エルピスを旅立たせ、自らもどこかへと旅立っていったダークエルフを探すため
ゼロたちは戦いを続けていた。
同時に、2匹のベビーエルフからヒントを得ていたシエルの研究『無限のエネルギー』は
みるみるうちに進み……完成へとこぎつけた!
あれから2ヶ月、時は冬。
『その日』は…とうとうやってきたのだ。
「ネオアルカディアからの返事、どうかしら…」
雪の降り積もる中を歩くレジスタンス。
先頭はゼロ、その後ろにレジスタンス達、そしてシエル、またその後ろにレジスタンス。
「大丈夫ですよ!すぐにいい返事もらえますって!
『もうエネルギー問題は解決した、戦いをやめよう』ってね!」
「そうだといいけれど…」
話が一区切りしたところでゼロが言う。
「…任務の途中だ …黙って歩け。」
「ご、ごめんなさい…」
そんなやり取りのさなか。
「……む」
ゼロの脚が止まる。
続いてシエルの脚も。
「何、この反応…」
「まさか!!」
…ダークエルフだ。
「…呼んでいるのか、俺を」
反応が感じられたのは遠くに突き刺さる謎の巨大な鉄塊。
よく見るとそれは… 宇宙船だった。
「…お前達はそこで待っていろ。俺が調査して来よう」
宇宙船の墜落で地形の変わった雪原に、ゼロが駆ける。
だがゼロが去ったそれからすぐに…シエルたちは包囲された。
「…わ、わわわわわわわわ!!」
「ね、ネオアルカディア…!?」
パンテオン達の軍だった。
黒きゼロは白き雪の中を歩む。
アルティメットフォームと同時にゼロが会得していた最後のフォーム…
『プロトフォーム』
防御を捨てて攻撃へと転化し、腕も重くなり連続斬りさえ不可能な、それは限られた力のフォーム。
それはゼロが更なる修行を積むためにはこれ以上ないフォームと言えた。
そして、全力で相手をすべき相手が現れたときにアルティメットフォームに切り替える。
彼は今の所、戦闘となればプロトフォームへと変化しており、アルティメットフォームを使うべき相手は現れていない。
だが、これから次第では…。
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