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チラシの裏 3枚目
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「ガーッハッハッハ!ライトを助けたければ、ワシの所まで来てみることじゃな、ロックマン!!」
結局、ダークマン達を使ってブルースだけでなく、世界を陥れようとしたのはワイリーだった。
あの時、ダークマンに突き落とされたと思われた彼は、下で待機していたジャイロマンに助けられていたのだ。
…台本どおりに。
そしていつものようにワイリーの研究所へ。
だが…今回は戦う意味が違う。
ロックマンは、ライト博士を助けるために進むのだ。
以前にもまして強力なトラップに屈することなく、ただ、ただ…ただひたすら、彼は進む。
博士のために。
カリンカを助けるため、コサックは悪役を演じた。
コサックを助けるため、カリンカはブルースに懇願した。
人間同士の親子の絆は、美しいものだった…
今は…
「…関係ありません!今度はあなたがお父さんを助ける番です…行って下さい、ロックマン!」
ロックマンがライト博士を助ける。
世界のためにもなるであろう。だが…それよりも、彼には大きな意味があったのだ。
ロックをロックマンに改造するとき、どれほど辛かったか。
ロックマンにサポートメカを沢山作ってくれた博士に報いるためのこと。
…いや、そうでもないかもしれない。彼がワイリーに立ち向かい続けたことでこうなったのであれば。
考えるのはそれまでにして、彼は戦いへと集中する。
たった一つの、目的のために。
そして、彼はやっと知る。ワイリーナンバーズたちの気持ちを。
今回のロボット達を作ったのもワイリー。
ワイリーが世界征服をしようとしている?ワイリーは世間的に極悪人である?ワイリーが元々ライト博士を浚った?
そんなことは関係ない。
彼らは…彼らはただ、自分の製作者のために戦っているに過ぎないのだ。
だから、彼は全力で相手するつもりでいる。…数なんて関係ない。
お互いの製作者のために、全力を尽くすだけなのだから。
そうしているうちに…彼の周りを8つのカプセルが囲いだした。
その中には彼を倒さんとする8つの命。
…戦いのときだ。
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