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チラシの裏 3枚目
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ガンマと共にDrワイリーの研究所は倒壊
博士はその下敷きとなり…その生涯を終えた。
彼は…ロックマンは、一層強く生きなければならなくなった。
兄ブルースに、彼を拾ったDrワイリーより優先して助けられたことに意味を感じながら。
新たなる改造を施されたロックマン。
ブルースにはついていて、ロックにはついていなかった、ある機能。
それを手に入れたら…もう彼は後には引けなくなるが。
「ニューロックバスター?」
「うむ。…以前、ヒートマンの武器を、エネルギーを高めて
放つことが出来るようになったことがあったじゃろ」
クイックマンとの対決のときだ。
「あれと同じじゃよ…あれをうまく扱えるお前なら、
きっとこの能力も使えると判断した」
ロックバスターは威力が弱い武器だ。
連射してマシンガンのような攻撃として使う方法もなくはないが。
「これを使うことで、お前は特殊武器に頼ることなく、
立派な戦闘用ロボットとして機能を果たすことが出来るようになる…いいな」
逆を言えば…
「僕の戦いが認められた…一つの証だと思っておくことにします」
そんなある日である。
「ごめん、何か故障みたい」
「どうしたのロールちゃん」
ごそごそと背を向けて機械の調整をするロールちゃん。
「うん。転送装置の故障が起こったみたいで…」
「え!?」
これでは何かあってもすぐに現場には駆けつけられない。
「あ。そうそう…サポートメカも今作ってる最中だから、
次の事件からはこれも持って行ってね」
事件は、ワイリーの絡む事件だけではないのだから。
…だが、ワイリーに並ぶような大きな事件は一つもない。
いつか戦いも終わりを迎える…そう思っていた。
「それはともかく…転送装置がないのは不便だね…どうしたら……」
そのとき。
「あ!!」
「ピピーーーー!」
突如として、謎の翼の生えたロボットがロールちゃんの手にあった
サポートメカ2機を奪っていった。
「フフフフフフ、その必要はないよ、ロックマン君」
小鳥型のロボットは、その主の肩へと戻っていく。
ライト研究所の扉の前に現れたのは……
「…あなたは…」
「コサック博士!」
「君が一体何をしに来たんじゃ!?」
ミハイル・セルゲイビッチ・コサック。
ロシアの、30代にして地位を築き上げた若き天才科学者だ。
「世界は君に注目しているようだね、ロックマン」
「…君はいまや世界のヒーロー。
君のことを世界中が注目しているといっていいかもしれないね」
「……」
「…逆に言えば、君を倒せば世界征服の夢は半分以上完成するといっても過言ではない
…違うかな。 あのワイリー博士でさえ成し遂げられなかったのだからね」
鳥型ロボットに掴まり、大空へ飛んでいくコサック博士。
「さあ、勝負のときだロックマン!私は世界の各都市を占拠した…
取り戻したければ各施設にいる我がロボット達を倒してみたまえ!!
…待っているぞ!」
サポートメカを取り戻すこと。ロボットを倒し、町を開放すること。
「…行ってくるよ、ロールちゃん」
待っている、の本当の意味を彼は知る由もなく。
彼は…髪をなびかせて列車に乗るのだった。
トンネルを抜けるまでの間に…彼はヘルメットを被る。
新たなる戦いのときだ。
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