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チラシの裏 3枚目

372俺的アレンジの入ったロックマンゼロ2 第十四話 前半:2009/05/13(水) 23:04:57
「…ファントム、すまねぇ 俺らみんなゼロに負けちまった」
闇の神殿にてファントムの墓前へと報告。
「結局、ゼロには遠く敵わないみたいよ」
「俺たちにはまだ秘策もある …次は全力で行くつもりだ」

一言ずつ話したところで…レヴィアタンが一言言い始める。
「…でもね、私実はちょっとだけゼロにダメージ与えたのよ」
その言葉にファーブニルの眉が動く。
「お前はゼロに弱点突かれなかったし水の中っていう不利な条件だからだろー!?」
ハルピュイアが口を挟む。
「俺だって、フォームチェンジとやらをされなければあの技は多分当たっていた」

「いやけどよ、やっぱお前らと戦ってるときより俺と戦ってるときのゼロは全力だったぜー!?」
ガツンガツンと拳をあわせる。
「何言ってるのよ。追い詰められた状態で戦ってこそゼロは力を発揮するんじゃない。」
やれやれとため息をつく。
「エックス様を継いだのは俺だぞ、俺がゼロの好敵手の座を引き継ぐんだ」
一人背を向ける。

「あぁ!?何言ってやがるハルピュイア!一番爽やかに戦ったのは俺だぜ!?」
「私が一番ゼロのライバルに相応しいに決まってるでしょ!?ねえファントムはどう思う!?」

最後までゼロを憎んでいた者を前とした会話ではない。
…その時…突如としてクナイが落下してくる。
「痛っ!」
「うぉお!?」
「うっ!」

「…ファントムが仕掛けていたトラップか…」
「全く罠だらけでろくな場所じゃねえ…暗いしよ」
「何かじめじめしてるしねえ… …ま、いいわ 帰りましょ」

「………何か嫌な予感がしねぇか」
「…確かに。罠でも仕掛けていたのか…いや、それよりも嫌な予感だ」
「……………まさか」

3人の心臓を貫かれるような重く鈍い痛みが走る。
「ううっ…………」

「な、何だよこりゃあ」
「…まさか」
「…奴だ」


一方レジスタンスベース。
「…まさか」

画面一杯に、見開いた目が映し出される。
「やーーーーーあゼロくーーーーーん
 とうーーーとう私をとめられなかったようだねええええええ」

エルピスだ。
「ねえゼロ君。私は今どこにいると思うーーーー?
 ネオアルカディアだよーーーー!」

「…何をしようとしている バカな真似はやめろ」


「いやですねぇー 私はこの世界をこれから平和にしようと思っているだけさぁぁぁぁ
 ダークエルフの素晴らしい力を手に入れてね!!」
エルピスは隈の出来た目を見開き、大手を広げる。

「今封印施設の扉を開いてきたよーーー
 これで私も力を手に入れられるんだ それではまた会おう! クーーックックック…!」


封印施設へと向かおうとしている…そこでダークエルフの封印を解く。
それがエルピスの目的。

「…封印施設とは何だ」
ネオアルカディアで生まれ育ったシエルならば当然知っているはずのことだろうと、聞く。
だが…

「…ごめんなさい …解らないの」
「…そんな危険なものを封印している施設のことが、ネオアルカディアの中心機関で育ったお前でもわからないのか…?」


シエルは俯く。
「ごめんなさい」
「心当たりはないか」

「ちょっと、待ってて…」
手を口に当て、1分ほど考える。


そしてそのままシエルはきつく目を閉じた。
「………もしかしたら」
「…ああ」

「もしかしたらアレかも知れない」
「そこへ転送してくれ。…俺なら大丈夫だ」




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