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チラシの裏 3枚目

369俺的アレンジの入ったロックマンゼロ2 第十二話 後半:2009/05/13(水) 01:19:35
チャージ。飛びあがり、拳を地面に叩き付ける。
ゼロは一歩避けると、衝撃で土が盛り上がる。
「随分なパワーだな」

雷を纏ったチャージ斬り。
「おぁっ!」

そしてまたチャージし、ファーブニルはチャージショットを撃つ。
「吹き飛べえ!」
これもかわし、再びチャージ斬り。
「んごお!?」
掴みにかかる。ゼロはそれを飛び越え、後ろから三段斬り。
「う!あ!ぐはっ!!」

ファーブニルが怯む。
「これならどーだーーーー!」
手を大きく広げ、チャージショット。それは宙を舞い、空中で炸裂。破片へと散らばる。
「…」

新たに得たその技も避け…
「行くぞ…『パワーフォーム』」
「何だぁ!?」
ディフェンスフォームの緑色から青紫色へと変化。
「のわぁあああああ!」
チャージ斬りを叩き付ける。

「うっ……やるな……」
パワーフォームは最大の力を持ったフォーム。
ファーブニルも流石に堪えた様子…


しかし。
「お前…強ぇな、ゼロ!」
よろけながら立ち上がる。
「で、でもよ…」
両腕のバスター、ソドムとゴモラを構える。

「このパワーに勝てるかってーの!」
赤いオーラがファーブニルを包む。…奥義だ。

「来るか」
両バスターを地面へと向け、最大限のチャージショットを連続して撃ち込む。
「でやあああああああ!!」

地面に撃ち込まれた凄まじい熱エネルギーは地に留まることなく、炎の柱として噴出し始める。
「そらそらそらああああああ!」

間を縫って回避。ファーブニルのオーラが解除されるのを待つ。そして…
「ハッ!!」

チャージ斬り。
「んっ…… クソぅぅぅ…!!」
ファーブニルは諦めたか…?と思いきや。

「まーーーだまだーーー!」

ファーブニルは大きく跳び、真下にいるゼロに向かいチャージショットを放つ。
「!」
これを僅かな差で回避。
「もう一丁!!」

往復するように同じ軌道でもう一度飛ぶ。
…だがゼロにそれは見切られていた。

「ハッ!!」
ゼロもまた跳んでいた。

投下される炎、パワーフォームの一撃。
交差する二つのアーチ…  …相手に当てたのは…

ゼロだった。
「ちっきしょおおおお!!」

ガスンガスンと地面を叩く。
「……やるなぁ、ゼロ… まぁいい…俺ぁ満足したから…ハァ…ヘァ…
 次ん時は全力でやらしてもらうぜ!!」




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