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チラシの裏 3枚目
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転送先はノトスの森。
「……エルピス!」
彼はすぐに見つかった。
……だが様子がおかしい。
「うっくくく… やぁゼロ君、ごきげんよう!
どうしたんですか?私を追ってきたのかな」
…その両肩には『クリエ』と『プリエ』二人のベビーエルフ…
「シエルさんが散歩させている時に私に声をかけてくれましてね。
…ちょっと今からお二人の探検に付き合うことになりましたよ ウックククク………」
…ベビーエルフに精神を蝕まれている。
「…お前一人で何が出来る。」
「出来るんですよ!これから私が、あるものを手に入れれば!
ゼロ君、君と肩を並べるほどの力を、ね!」
「…『ダークエルフ』だろう」
「よく解ってますねえ。
それなら話は早い。この先の遺跡まで…競争といきましょう、それではごきげんよう」
陽気にエルピスは森の奥へと消えていった。
「ダークエルフを手に入れられてはまずい、行くぞ」
配備されたのは大量のメカニロイドに、盾を持ったパンテオン。谷を越えることも含め、
チェーンロッドが大活躍する局面であった。
ここはデュシスの森と同じ構造をしていた。
ロッドを使い続け遺跡の深部にて…現れたのは。
「やぁーゼロ君。どうやら勝負は僕の勝ちのようだねー… お先に♪」
一体どのようにしてここまでやってきたのか?
解らないまま、エルピスは笑い声をあげて奥へと潜っていったのである。
「グワ?」
エルピスを受け入れ、閉まった扉の上から落下してきたのは何かの物体。…メカニロイドだ。
「ワタスはこの森の管理を任されているファントム様の元部下『バーブル・ヘケロット』
今奥に誰か入っていった気がすたけども…気のせいってことに…しておくグワ」
「思い切り背後をエルピスが通って行ったぞ」
「グワアアアア!? …な、何も聞いてないグワよ!?」
戦闘開始。
「ケロケロケロロ!」
壁へ取り付き、揺さぶり始める。
「何だ、そのパワーは…」
明らかにおかしいと思いつつ、バスターショットのEXスキルでヘケロットを撃ち落す。
「グワーーー!」
それは貫通性の高いチャージショット。真っ直ぐにレーザーはヘケロットを貫いていく。
…落下。そこを見計らってライズフォームへ変身、強化した三段斬りを食らわせる。
「何するー!」
舌を伸ばし、ゼロへ突き刺そうとし始める。
「ハッ!」
壁へ逃げ、壁からチャージ斬り。
「グワワーーー!!」
この様子で行けばすぐに勝てる…そう思ったときである。
「ケロケロケロロ!」
今度はとめられなかった。…揺すられた壁から、何かが落下してきた。
「メカニロイドか…」
芋虫型メカニロイド。
だがこれの始末も簡単。すぐにセイバーで一閃…だが。
「うまいケロ♪」
残ったメカニロイドを食べてしまった。
食べてどうする…?そう思っていたが…間違いだった。
「みなぎってきたケロロロロロロロ!」
膨張。
「…!?」
一気に増加する質量。…おかしい。
更に膨張。
「ゲロー!!」
超重量級の体となったヘケロットが部屋全体を揺るがし、
口から泡を吹き始める。
「何だ…?」
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