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チラシの裏 3枚目

359俺的アレンジの入ったロックマンゼロ2 第六話 後半:2009/05/11(月) 01:52:29
エルピスの通信。
「ゼロさん、ベビーエルフを回収してください、さぁ!」
「仲間を助けろ、の間違いだろう」

チェーンロッドを伸ばす。
先端は床を跳ね返り…レジスタンスを脅している、背後の敵の体へと絡みつく。
「!!」
…引く。
「げぇええっ…!!」

「ぜ、ゼロさん…!助かったぁ…」
レジスタンスは速やかに逃げ出した。
「…お前の相手は俺だ」
「貴様、ファントム様の仇ゼロ…!余計なことをしやがって… 後悔させてやるよ!!」

床が崩れる。広大な下の空間へと落下………うろこ型のタイルが一つに繋がる。
それは…メカニロイド。

蛇の形だった。…彼の前に現れたそのミュートスメカニロイドと同じように。
「俺はファントム様の部下だった『ヒューレッグ・ウロボックル』!
 ここは俺の独壇場だ、死んでもらおうかぁ!」

うねり出す蛇型のメカニロイド……戦いが始まる。
「しゃーはははぁ!」

ゼロが剣を構え呟く。
「……『ライズフォーム』」

白く体が変化する。…剣での近接戦闘に適したそのフォームへ。
「行くぞ」

まずは一発チャージ斬り。
敵のしなるパンチを一歩退き避け、バスターで一発。
そのまま跳ぶ相手を潜り、方向転換し着地地点を狙い攻撃。
「何!?」

ライズフォームは速いのだ。
「うっ!!」
ジャンプ、回転斬りをしながら遠ざかる。
「…くそっ…!」
手足をしまいより蛇に近い形に変形、蛇型メカニロイドの上を走る。
これをかわして…チャージショット。
「おぉあああ!」

足場が変化…階段状になる。
「20世紀のおもちゃをご覧アレ!!」
ばね型をした、飛び跳ねる爆弾を投下する。階段に沿って動き、敵に触れると爆発する仕組み。

これを斬って、メカニロイドからのレーザーもかわして階段の最上部、ウロボックルの元へ。
「テイッ!」
払う。
「ハッ!!」
袈裟切り。下へ持ってきたセイバーをそのまま…
「デアッ!!」
更に下へ持ち、上へと斬り上げる。
「のがああああああ!!」
これがライズフォームの由来であり、その最大の能力。
速さを高めるだけでなく、下から上へ切り上げるときにセイバーが鋭さを増す。
三段斬りの際上へ切り上げることでそれが作用するのだ。


「…べ、ベビーエルフを取られてさえいなけれ…ば………!!」
どうやらベビーエルフの、レプリロイドを強化する力は強いらしい。

ウロボックルは蛇型メカニロイドと連動、両方爆発に飲まれていった。
「…」
そのまま下へ落下。その場所はトゲだらけで、崩れた蛇型メカニロイドの残骸が足場となっていた。


「……ゼロ」
降りてくる一つの小さな光。
「エックスか」

「ああ。…どうやら僕も、ゆっくり眠ってばかりは居られなくなってきたよ」
「何…?」
エックスが不安そうな顔をしている。
「2人のベビーエルフ達を止めてあげてくれ。…彼女達を会わせては…危険だ。」
ベビーエルフが危険…エックスは忠告する。
「説明してもらおう」

「時間はないんだ… …ベビーエルフは、探しているんだ…母親を。
 ……封印された存在 『ダークエルフ』を」
「…………『ダークエルフ』?」
頷く。

「…お願いだ。彼女が目覚めるのを絶対に阻止しなくてはならない」
飛び立つ。
「彼女は、この世界で永劫眠らされるべき……禁忌の存在」
「………待て、エックス」
だが彼は姿を消した。
「ゼロ… 君に、力を授けよう。 …この力、役立てて欲しい」


「どうやら、ミュートスレプリロイドも倒したようですね
 ご苦労様です …ベビーエルフはシエルさんに預かってもらうことにしましょう」
「ねーねー!新しいベビーエルフは『プリエ』って名前はどうかなぁ?」
エルピスにアルエット。 …彼らは…いや、ゼロもまだ、ベビーエルフの危険性を知らないのだ。




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