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チラシの裏 3枚目

355俺的アレンジの入ったロックマンゼロ2 第四話 後半:2009/05/10(日) 22:31:56
フラクロスが離れていく。
やはりミュートスレプリロイド程度ではゼロの敵でもない。
「その程度か」

「………ちっ」
その瞬間…


「…!? た、大変です!コンピュータが何者かにハッキングを受けています!!
 …ど、どうすれば…!?」
レジスタンスベースにてオペレーターが騒ぎ始める。

「こんなこともあろうとなぁ…アステファルコン様はレジスタンスベースへお前を送り届ける時、
 装置を取り付けていたのさぁああ!!」
「……俺をレジスタンスベースに送ったのは奴だったか」


ゼロとフラクロスは転送…レジスタンスベースへ。
「ちっ…」

「ゼロ!?…まさか!!」
「逃げろシエル!」

「何てことだ…」
エルピスが頭を抱える。シエルがレジスタンスを避難させ始める。
フラクロスはベースを駆け回り、レジスタンスたちを追い続ける。
一箇所へと追い込もうとしている。ゼロはそれを追う。


…そして1Fへ…外へ。 
レジスタンスベースは崖の上にある。…コンテナ置き場からは地は続いていない。
シエルを含めたレジスタンスたちは崖っぷちへと追い込まれたのだ。

「オラオラあああああ!!
 コイツらの命が惜しければ俺に従えゼロおおお!」
息の上がるフラクロス。

「…………」
黙るしかない。
「オラぁあ!」
尾からの電撃がゼロへと打ち込まれる。
「…!!」
ゼロの体が痺れる。
「ハーーーーッハッハァァ!!」
「…!」
そのまま壁に叩きつける。
「エックス様を前にしておきながら、
 レジスタンスの救出を優先して逃げ去った臆病者だと聞いているぞ!?
 人質取られたらすぐそれだ!ザマぁねえな英雄さんよ!」

エックスがいなくなった、というニュースはネオアルカディアには流れていないのだ。

…どちらのエックスにしても。
「そんな約束、守ると思ったか?バーーーーーカ!」

何も知らぬフラクロスが口を広げ…レーザー砲を構える。
「ハルピュイア様が目ぇつけるまでもねえ!」
ターゲットは…シエル。
「さらばだ、ゼロおおおお!」
「!!」

その時…
「んな!?」

ゼロの色が変化。…エナジーフォームへ。
「のああああああああああああああ!」

フラクロスの体が吹き飛ぶ。
「…ゼロ。」
月夜をバックにチェーンロッドを舞わせるゼロ。
「調子に乗りすぎたようだな。」

フラクロスが四つんばいになり、体を起こそうとし始める、が。
「て、めぇ…!?」

先端を投げつけ…突き刺す。
「ごああああああああああああああああああああ!!!!」
貫通…破壊。

フラクロスは月夜のレジスタンスベースで散っていったのだった。




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