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チラシの裏 3枚目
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「それでは、作戦の説明を終わらせたいと思います。
エックスのいない今がチャンス!
皆さん、それぞれの任務に励むように!」
「おおおーーーー!『明るい未来をーーーー!!』」
『明るい未来を』。
レジスタンスベースの合言葉となった言葉。
提唱したのはシエル。
だが今、そうして作戦会議を執り仕切ったのは…
「…エルピス。本当にそれで大丈夫? …あまり、やり過ぎないでね」
綺麗に整備され、最新設備の整った新レジスタンスベース司令室の中心に立つは
紫の派手な服に身を包み、片目の隠れた帽子つきヘッドパーツをつけた…
くるりくるりと巻いた長い金髪の、華奢な長身レプリロイド…『エルピス』。
…男性である。
「ええ、解っていますともシエルさん!」
声のトーンが上がる。
「あくまで、シエルさんの研究が完成するまでの時間稼ぎ…ですよね?」
爽やかな笑顔を向ける。
「……。」
シエルは怪訝な表情で見つめる。
「…それなら、いいんだけど」
「…まぁけれどそうですね。
わかってほしいのです。我々は十分に力をつけました 英雄に頼っているしか出来なかった頃とは違うんですよ」
エルピスというこの男は、自分の任務中に現れ、エックスの首を取ったとされる
伝説のレプリロイドをライバル視していた。
「…しかし、本当に彼が力を貸していたのですか?
ネオアルカディアのトップの…あのエックスの親友なのでしょう
今どこで何をしているやら。或いはそんな者が本物のゼロだったのやら…解ったものでは。」
シエルは真っ直ぐな目で彼を見つめて言う。
「………そうかもしれない。けれどね、彼は生きているし、私達に力も貸してくれている。」
「……シエルさん」
「私にとっては、あの人こそがゼロなのよ。」
…彼が戻ってきたら彼にその言葉を言おう。彼女はそう思っていた。
「…………ま、…まあそういうことでしたら私はそれ以上は言いませんよ
私から何か言ってもアナタの機嫌を損ねるだけだ」
機嫌を悪くしているのは本当はどちらなのだろう。
「うん…ありがとうね、エルピス」
彼女は全く気付いていない。
「………しかし、あれから1年以上しますしねぇ」
指をとんとんと鳴らす。
気まずい空気が流れた司令室に……叫ぶような大声が響き渡る。
「おおおおおおおおおおおおおおい!!
おおおおおおおおおおおおおい!!
みんなーーーーー!!みんな聞いてくれーーーーーーーーーーーーー!」
一人のレジスタンスがどたどたと走ってくる。
「ゼロさんが!! ゼロさんが表で倒れてるぞおおおおお!」
「!?」
一同が振り返る。
ゼロの帰りを待っていた者、ゼロの帰りを絶望視していた者、ゼロを話でしか知らなく、見てみたいと思っていた者。
「ゼロが!? …うん、今行く!」
シエルが走り出す。
「………」
エルピスが無言になる。
「…エルピス司令?」
オペレーターの声。
「…ああ、ははは…お気になさらず。感激のあまり少し言葉が出なく、ね…」
ならば拳は作らない。
「ゼロさん…か」
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