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チラシの裏 3枚目
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軌道エレベーター最上階にて…
宇宙空間へ浮かぶエリアXの残骸を見つめる3人のレプリロイドの姿が。
「……………まさか」
ハルピュイアが唇をかみ締める。
「ゼロの奴、やってくれたなぁ………こりゃ大事だ」
ファーブニル。
レヴィアタンはと言えば、ここで死を迎えた金髪の女性のことを思っているのだった。
…彼女の母親的存在であり、彼女の姉のような立場でもある…エイリアのことを。
「…ゼロ……か」
ハルピュイアは再戦を決意する。
だが…彼らにもコピーエックスへの疑問がなかった訳ではない。
「……取り敢えずこの事は表沙汰にはするな」
「勿論よ。エックス様が死んだなんて言えるわけないじゃない」
「レジスタンスも随分やってくれるぜ、ったく…。」
「……奴らの考えも一つあるが……甘すぎる…。」
そこに、通信が入る。
「何だ」
ガネシャリフから得たデータの解析が進んだとのこと。
「よし…今行く。」
ネオアルカディア・聖域内の神殿にて。
「…どういう情報が得られた」
「はーい。これなんですけどー…見てもらえますかー?」
呼び出したのはパレット。
「…………。」
まずはガネシャリフの目線で捉えた視界の映像。
「あん?何だ…この、【ΣV】って文字…」
「途切れているようだな」
「…何の意味かしら」
続いて映し出されたのは、ガネシャリフから得られた、羅列された情報の文字列。
「Dr.W LAST No.【No∞ ZERO】…?」
「…お、オイオイ…コレやべえんじゃねえのか」
青き英雄エックス様の元、人類の生存圏再生と
平和を脅かすイレギュラーから人々を守るため、粉骨砕身し励むこと……。
目の前のその目標に突き進むだけだった彼らに、その日変化が見られた。
「……レヴィアタン、ファーブニル」
「指図すんなよピュンパぁ」
「誰がピュンパだ」
「えらそうな口利かれるのは嫌だけど、何となくアナタの言おうとすること解るわね」
「皮肉にも、エックス様がいないことで、俺達の権限は増えたはずだ」
机を叩く。
「………奴について、ネオアルカディアの隅々を調べて、情報を集めるんだ。
そして、今までの何倍にもましてゼロ撃破へ向け腕を磨くこと!」
「へっ!」
「言われなくても、よ」
そしてそんな彼らをよそに…
その日、一人の男がゼロなきレジスタンスベース跡へと帰ったのだった。
「シエルさん ただいま戻りました…お久しぶりですね」
「……あなたは…!」
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