レス数が1スレッドの最大レス数(1000件)を超えています。残念ながら投稿することができません。
チラシの裏 3枚目
-
ロックマンはバスターをブレイクマンのバイザーめがけ放つ。
「あの口笛は一体何なんだよ!」
バイザーにヒビが入る。
「……」
バスターを膝、肩に向かい放ち続ける。
…一瞬の間をおいて。
「ライト博士に聞いてみたんだ 妙な口笛を吹くロボットがいるって」
「ワイリー博士が気に入ったフレーズだってだけさ!」
「そのマフラー、そのバイザーの下のサングラス、その赤いボディ!
そのバスター!」
ブレイクマンのバスターをロックバスターで弾く。
「もう…解っているんだよ」
「……あの日、僕が改造されたあの日、テーブルの上にあった
戦闘用ロボットのセットは、君のスペアだったこと位!!」
ブレイクマンが床に転がるスクラップに向かいバスターを放つ。
「……全て知ってて言ってたのか 意地の悪い………」
「…意地の悪い弟だ」
白状した。
「僕が今使っているロックバスター、それにこのボディ。
…全部、君が持っていたものの流用なんだ この動力炉もね…。」
「…何があったんだい ブレイクマン。 …いや
ドクターライトナンバーズ・000番…『ブルース』」
脳裏によぎる光景。
博士の笑顔。
頭を撫でるしわくちゃの手。
窓の外の原っぱ。
博士が食べるおいしそうなハンバーグ。
置かれたエネルギー缶に持った不満。
エネルギー缶を頑張って飲んでみせようとする博士。
それを止める自分。
一生懸命に見せられた弟達の設計図。
いつか実現させたいその夢。
ラジオで聴いたメロディ。
そのラジオをにぎわせる物騒なニュース。
関係ない、という言葉。
見てしまったグシャグシャの設計図。
大きく真っ赤な×の字。
表題にあった「戦闘用」の文字。
話しても向けられなかった博士の顔。
心臓の痛み。
薄れ行く意識。
縛られた体、
向けられたアーム。
背後のスクラップ。
「…ハッ、何でもねえよ」
ブルースは腕を持ち上げバスターを構える。
「……話してくれないのかい」
バスターを片手で支え構える。
掲示板管理者へ連絡
無料レンタル掲示板