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チラシの裏 3枚目
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エリアとエリアを繋ぐ、空洞に架けられた橋の上。恐らく機密レベル3はこの先であるのだろう。
そこで何者かが無から生成されたかのように、現れた。
ゴツゴツとした胴体に細く長い手足、裂けた口に目は一つ。
中央コンピュータが自慢する最強のセキュリティのようである。
「レイダー・キラー…内部職員からはそう呼ばれているみたい」
「すまないが、破壊させてもらおう。 ん…?」
ふと、先ほどエックスを追い回したフレームが現れ、レイダーキラーの体に吸い込まれるように近づいていく。
「まさか…」
カタタタタタ…システム音が鳴り響くと共に、レイダーキラーは輝き、その姿を変える。これは…データ送信だ。
またフレームが現れ、レイダーキラーにデータを送信する。…またも色が変化する。
3度目の送信が終わったとき、レイダーキラーの黄色は紫へと変化していた。
「…侵入者の戦闘データにあわせ、最適な戦闘方法を計算するプログラム!?」
「そうなると…つまり!」
「恐ろしい強敵が出来上がってしまったわ… エックス、戦える!?」
「それしか道なんてないんだろう!」
バスターを構え、チャージショットを放つ。
だが…
「バリア!?」
続けて上下に撃ち分ける高速ショット。
飛び越し、潜り…攻撃を加える。
レイダーキラーは大きくジャンプし、3方向にレーザーを放射する。
「くっ…」
そしてまた上下に撃ち分けるショット。
「見切った!」
だが。
「!!」
同じパターンは2度繰り返されることはなかった。
今度は低空のジャンプでエックスを素早く踏み潰しにかかったのだ。
「お前…!」
バスターを撃つがバリアにより阻まれる。
「…戦いは長引きそうね」
戦いが終わった頃にはすでに満身創痍。
サブタンクで回復の後、機密レベル3へと向かう。
踏み入れた瞬間止まらぬ警報音が鳴り響き、全力でシステムがエックスを殺しにかかる。
だがそれに負けることなくエックスは突き進み続け…そして。
「ここよ!ここがシステム中枢。ここでセキュリティを無効化すれば貴方は脱出できる」
「……オペレーター、ここにいるシグマの部下は?」
「ここはカウンターハンターが指定してきた場所ではないし、特にこれといって反応は…
…あっ… 今反応が出てきたわ!」
そうオペレーターが告げた瞬間、部屋の隅に黒き砂のようなものが集まり、レプリロイドの形を取った。
「…………エックス、コロス…。」
「…君は!」
「…あったわ!…第0部隊隊員…マグネ・ヒャクレッガー…!」
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