したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | |
レス数が1スレッドの最大レス数(1000件)を超えています。残念ながら投稿することができません。

チラシの裏 3枚目

337俺的アレンジの入ったロックマン3 ジェミニマン後半:2009/05/07(木) 00:28:31
「悪いなロックマン!」
「頑張ったようだがここまでだ!」
左右から。


「はぁあ!」
バスターを向ける。
「おっと!」

一体には当たるが一体はかわしていく。
「うあぁああ!!」
背後からのもう一体のバスター。


「…はっ!」
1体が攻撃するたび、2体は揃って攻撃を仕掛ける。

「………」
バスターを撃つと同時に跳んで避ける。
パターンを変えて、2対1での戦いに慣れなければならない。
幸い…敵は一発しかバスターを撃てない。
…それを考慮しても、ほとんどの能力でロックマンはジェミニマンに敗れているのだが。


「…はぁ、はぁぁ…」
大分削ったはず。
エネルギー缶を使用、体力を回復…

一撃を見舞う。
「いっけぇ!!」
ジェミニマンのうちの1体が…消えた。

「ホログラフ…?そんな、はずは!」
ただのホログラフが攻撃してくるとでも言うのか。
だがどの道、もうジェミニマンは一人しかいない。

「そう。ただのホログラフじゃなくなった。俺がこの星に来て手に入れた能力だ」
敵のバスターが部屋を真っ白に照らす。
ホログラフ機能に回していたエネルギーを使い、レーザーを放つ。
「!!」
轟音と共にレーザーは一本の矢となり、ロックマンへ向かってくる。
「うぁーーーーっ!!」
襲い掛かる。
壁までロックマンの体は押され、叩きつけられる。
腹はそのままゴリゴリと抉られ……大きな穴となる。
「げぇほっ…………!!」
口から、腹から…オイルが噴出する。レーザーの出力が…あまりに強い。
ジェミニマンの体が紫色に怪しく輝き始める。

「コイツは『ジェミニレーザー』 …思った以上のパワーアップだ 実験体になってくれてありがとよロックマン。」
「…それは…!?」
よろけながら立ち上がる。

「この星は生物惑星。 …その深部に行った俺は、驚いたことにこの惑星と同調したんだ…」
またその銃口が輝き、部屋の全体を照らす。

「そしたら、気がついたらもう一人、ああやって同じ自分が出来ていた!」
もう一発撃つ。
「…!?」
解らないことだらけ。だが…ひとまずしなければならないことは。

「わぁあああ!!」
放たれたジェミニレーザーを避けることのみ。

壁へ、天井へと反射、ロックマンを追う。
「この惑星が持つエネルギーの特徴は意思を持つことだ。 …だがそれ自体では思考せず、
 手にしたものの意思を反映することで初めて生命として機能する」

反射してロックマンの肩を貫き、今度は床へ叩き付ける。
「ぐあああああ!!」


「思考する生命体にしか貫通しない、対生命体武器・ジェミニレーザーがこの星で反射するのもそのせいだろう。
 現に…壁や天井はレーザーを反射し、お前はそれに貫かれている」
「………!?」

心を反映し自律する未知のエネルギー、
反射する高出力レーザー・ジェミニレーザー。

戦いは第二ラウンドにもつれ込んだ。




掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板