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チラシの裏 3枚目

330俺的アレンジの入ったロックマンゼロ1 第二十話 後半:2009/05/06(水) 20:56:09
「さてお次は…」
水色…氷属性。


「さぁ、苦しむがいい…」
斜め上、横、下。様々な方向に氷の弾を発射、衝突させて細かな粒として散乱させ始める。

ゼロはそれを巧みにかわす。
「そこを狙っているのさ!」
チャージショット。氷の竜巻がゼロ目掛けて飛んでいく。

「その速さでは俺を追うことは出来ん!」
エックスを飛び越え回転斬り。
「ぐふっ…!!」


エックスが飛びのく。
「……もう許さん!」

エックスに力が集中し…光が立ち上る。
エックスともなると流石に奥義の幅も異なり… 見る見るうちに傷がふさがり、再生していく。

色が青になる。 …戦闘体勢だ。
「受けてみるがいい!」

ノヴァストライク。
ゼロはチャージ斬りでそれを向かえ撃ち…チャージ斬り叩き落とした。
「なっ!?」
そのまま飛び越えて回転斬り。
「はあっ!!」
エックスバスターの連射。これもかわして三段斬り。

「ふざけるな!」
バックステップからのダッシュは攻撃能力を持つスライディングに変化。

「悪いがそれでは的だな」
チャージ斬りで再び叩き斬る。

「舐めるな!!」
特大のチャージショット。青紫色のエネルギー弾が発射されていく。

「…それはどちらだ」
回転斬りで飛び越し、向きを変えて…
「ハッ!!」
ダッシュ斬り。

エックスの膝から肩にかけてを切り裂く。
「くううっ……!!」



…人間であるシエルには全くわからない。

先ほどまで四天王と戦っていたはずのゼロが、どうしてあのエックスを相手に…傷一つ負うことなく優勢に持ち込めている?
今までと比べ、あまりにも速い。あまりにも力が強い。
エックスの間から見た様子では、四天王の撃破に…一人当たり20秒も費やしていたというのに。

そもそも、弱きパンテオンをセイバーの一振りで倒せないこともあったのに、
どうしてゴーレムは一撃で倒せたのか?

そしてシエルは一つの考えが浮かぶ。
…彼は無意識に… 力をコントロールしているのではないかと。

…もし、今彼が戦争時代の力を100%取り戻していて、
相手に合わせてた出力に本人の意思と関係無し制御されているのだとしたら。




「……弱いな」
膝を突いたエックスに向かい話す。


「…オリジナルのエックスもそんなに弱かったのか?」
「何…!?」


いや 結論は出ている。
「…違うな。
 記憶が覚えていなくとも…」


「体はかつての友を覚えているようだ。」


「『エックスは、もっと強かった』」




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