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チラシの裏 3枚目
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「…この施設がなにやら怪しいのよね」
「…あれか」
「地図の上からでもはっきり見えるでしょう
この島が世界に誇れる施設、中央コンピューターね」
「そこは敵に占拠されているんだろうか?」
「警備はきちんとしているはずなんだけれど…
なにやらおかしな事件が内部で起きてるらしいのよね
夜、何かの人影が見えるような気がしたけど誰もいないとか。
いつの間にか人が倒れたり、見回りのポイントを忘れていたりとか…急病にかかっていたりとか。」
まるで怪談か何かのように語るオペレーター。
エックスは首をかしげる。
「君にしては珍しいね…」
「変だと思っているのは確か。だから何か裏にあるんじゃないかって気がしたのよ
エックス、調査をお願いできるかしら」
「了解。」
中央コンピュータ内部に足を踏み入れるエックス。
エレベーターで上層部の機密フロアへと昇る。
数段階のレベルに分けられており、そこには
「ここにどれだけの情報が詰まっているんだろう。
全部を調べさせてくれるとは思えないけど…」
巨大な球形モニターの部屋に到着する。
「綺麗な夜景が見えるでしょう?
…私の調べによると、外からはどうやらその部屋に人影が見えるといううわさがあるらしいの。
外からは高さからしてよくは見えないはずなんだけどね…」
そのときである。
「よく来ましたねエックス」
けたたましい警報音と共にシャッターが閉まり、どこからか声がした。
「…カウンターハンターか!」
「ご名答 これは貴方をおびき寄せるための罠ですよエックス。
貴方を殺すのにここの警備はこれ以上ない武器となる。
残念ですがここで死んで貰いましょう」
「エックス!警備システムは貴方を攻撃対象として見ている。
最深部に逃げて!」
「最深部!?」
「セキュリティの中枢まで行けばなんとかなると思うの!」
バリアを展開し、警備メカニロイドがエックスに近づいてくる。
チャージショットでバリアを破壊、機能を数秒間ストップさせている間に飛び越す。
サーチライトに当たるとその瞬間警報音が鳴り響き、天井のブロックがメカニロイドとして機能し
エックスを排除すべく攻撃をはじめ、フロアとフロアを繋ぐ橋も落下する。
その先ではまたもブロックが行く手を遮るべく、またはエックスを押しつぶそうと移動を始める。
「耐久力の少ないものを見分けて破壊して、早く先へ!」
「解った!」
その先、会議室のような部屋である機密レベル2への入り口でプロジェクターから現れたのは
可視プログラム体で構成されていると思われる謎の剣。
「何だ、こいつ!?」
「自動攻撃システムね…こんな技術、私見た事ない!」
チョップレジスターと呼ばれるそのプログラムは縦横無尽に動きまわり、
エックスを切り刻むべく斬撃を繰り出す。
「柄の部分が弱いみたい!攻撃してみて!」
「了解!」
それを倒した後は深い深い縦穴を降りることに。
サーチライトに3回当たり、警報音が多重に鳴り響く。
「今度は…なんだ!?」
「エックス…上!」
降りた先の巨大な広間にて…なんと粘土のような形をしたブロックがエックスを押しつぶすべく落下してくるではないか。
「何だ!?何なんだ!?」
そして床へ付着すると同時にフロアと一体、複雑な地形を形成。それはまるで、さっきまでもずっとそんな形の部屋であったかのように。
「最新の技術というのはこんなに厄介なものなのか… わっ!?」
続けて謎のフレームがエックスを捕獲する。これもまた、可視プログラムらしい。
「エックスを解析するつもりね!?」
「そんなことをしてどうするつもりなんだ!?」
そのフレームに解析されること3回。
答えは部屋の出口で明らかになった。
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