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チラシの裏 3枚目
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「今のが最後の爆弾だったな?」
「ええ。全て解除成功! …有難う、ゼロ!」
ほっと一息ついて、レジスタンスベースに帰ろうとした…その時。
「ぎゃああああああああああああああああああああああああああ!!!」
「うああぁあああああああああああああ!!」
「のあああああああああああああ!!」
「助けてええええええええええええええええええええええええ!!」
「やめろおおおおおおおおおおおおお!!!」
…断末魔の声。
「……え?」
「何だ…」
「ベースで何かが起きてる、私、見てくっ…んん!!んーーーーーーーーーー!!」
破砕音で通信が途切れる。
ファントムが直接戦いを挑みに来たのも、
その後わざわざ爆弾の存在を知らせ、時間に余裕を持たせ解体させたのも…
全てはこのため。
ファントムは時間をかけ、3重の策を練ってきていたのだ。
ベースから遠く離れた工場に意識を集中させている間に兵を侵入させ、
レジスタンスのシエル以外のメンバーを皆殺しにするための作戦。
「くそっ…やられたか!」
ベースへ戻るとそこは死傷者の山。
「……急がなければ」
パンテオンの強襲部隊を次々に斬る。
メカニロイドがいればそれを攻撃、ベースの隅々を回り生き残りがいないか確認していく。
「おお、ゼロ!! 助かった… どうやら敵は食料庫に向かったようだ
エネルギーを奪ってここを爆破するつもりだ! お願いだ、助けてくれ…!」
セルヴォにエスケープユニットをつけ、避難所へ転送。
エレベーターの動力が動いていることを確認、上へと移動。
食料庫にて、敵は現れた。
「ウキキキキキキキキ! 馬車馬のようなご活躍ですね、破壊神ゼロ様!」
頭に輪をつけ、棒を構えたサル型レプリロイド。
「ワタクシめの名は、『ハヌマシーン』。ファントム様の片腕を努めさせて頂いております。いざ尋常に勝負!」
如何に時間を短くして戦うか。
「ウキキキキ、ウッキー!」
チャージしてジャンプ。手の棒を伸ばしてゼロへと突進してくる。
それを回避、三段斬りへとつなげる。
「燃えつきなさい!」
炎の弾を3発放つ。
これを回避してチャージ斬り。
「きいいいいいいいいいい!!」
ハヌマシーンが吹き飛ぶ。
「全く驚きました!」
頭の毛は極小カプセルとなっていて、投げると自動的にメカニロイドが生成される仕組みのようだ。
その形は…ハヌマシーンを小さくしたもの。
バスターショットのチャージショットで一気に貫き、攻撃。
「ウキキ…!?」
そのまま通常弾で怯ませ、そこにチャージ斬り。
「や、やりますねゼロ様……!!」
ハヌマシーンが倒れ、ゼロは部屋を脱出。
これで後は問題ない…かと思いきや。
「ゼロ!! ゼロ!!」
シエルの通信。
続いてセルヴォの声。
「おお、ゼロか!生きていたようだな!
どうやらレジスタンスベースの一番奥に、アルエットが敵に襲われているようなんだ、
行ってやってくれ!! 頼む…!!」
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