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チラシの裏 3枚目
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「なら一方的に言っておくわ 貴方は今、有利に立てる相手と戦っている!」
「……」
「シエルは生きていたか。ならよかった…」
8の字飛行のまま、体勢を低くし…ゼロを掴みにかかる。
「!!」
つかまれる。
「部下が危うく…」
そのまま上昇。
「処刑されるところだった!!」
叩き付ける。
「ぐあっ…!!」
満身創痍のゼロは立ち上がる。
「まだやるつもりか」
息を荒くし立ち上がる。
「ゼロ… ハルピュイアは風や雷を使っているのね」
「ああ…」
「ならアイスチップを使って! 弱点を突けるはずだから!!」
シエルからの思わぬ情報。
「雷には氷、氷には炎、炎には雷。そうやって属性は出来ているの
貴方は今、氷の属性を持っている! …使って、その力を!」
アイスチップを装着…ゼロのセイバーとバスターショットが青く輝く。
「ハルピュイア!!」
チャージ。青き輝きが銃口にこめられ…
「何!?」
掴みに低空飛行に入ったハルピュイアは最大級のチャージショットを受けることとなる。
青きチャージシショットを。
「うううっ…!!」
ぐるりとハルピュイアの体が回転、そのまま地面へと落下。
「その一つで俺を倒せると思うな!!」
三段衝撃波を放つ。
距離をとり一発目を避け、二発目をダッシュで回避、三発目をかわした…所で
「行くぞ!」
払う、袈裟切り、振り下ろし。三段斬りがヒットする。
「くそっ!!」
衝撃波を放つ。ゼロは後ろへ跳んで回避、そのまま氷のチャージショットを放つ…が
「おおおおおおおお!!」
ハルピュイアのオーラにかき消される。
緑色のオーラ。これが示すものは…?
四天王クラス以上のみが持つ、強大なエネルギーの放出。
奥義を放つときのみの…それは特別なもの。
「エックス様の『ファルコンアーマー』から生まれし、空を任された俺の力を舐めるなよ!!
『マグネットタイフーン』!」
その技は左右に高圧電流の壁で檻を作り中央の竜巻でそれにぶつけるというもの。
「………一定以上の速さがあるものなら避けられる…お前ならわかるだろう」
ゼロは竜巻に抗った。それならばと反対側へ打ちつけようとするが、それも察して反対側へ。
そうやっているうちに…ビットの効力が尽きた。
「……しまった……!!」
青きチャージショットでハルピュイアを狙い撃つ。
「くっ…!!」
そしてそのまま三段斬りを回避、こちらの三段斬りを当てる。
「くそぅ…!!」
そして上昇のタイミングで飛び越えジャンプ斬り。
「くはっ…!!」
今度は更に三段斬りを回避し……ハルピュイアの背から氷のチャージショット。
「うぉおあああああああああああ…!!!」
ハルピュイアが膝をついた。
「クソッ…… エックス様の…DNAを継いだ…俺達が…貴様如きに…」
ファルコンアーマーから生まれた?エックス様のDNA?
「お前は…一体何者だ」
だがそれに答えるはずもなく。
「…くっ… 今日の所はここで引き上げるとしよう。 …だが次はない!!」
転送装置で姿を消していった。
「…大丈夫、ゼロ…!? …やっぱり四天王はあなたには…!」
「………今までの中では一番の敵だったが…」
「…アイスチップを持っていたからよかったけれど…残りの3人の弱点は持っていないのよ」
「………そうだな」
「お願いだからゼロ、今度はレジスタンスのメンバーも連れて…」
それは死者を出すだけだと解っている。
「…シエル。…俺を、お前に起こされた場所まで転送できるか」
「えっ…?」
「腕を磨く必要と、記憶を取り戻す必要がある。」
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