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チラシの裏 3枚目
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「そういえば…戦争終結から100年くらいになるわねー …はいお茶」
お茶のような色をしたハルピュイアにお茶を勧め、青いレプリロイドは言う。
「…いきなりどうした。」
「ほら。赤いレプリロイドで思い出したけれど、
『ゼロ様』って確か100年の眠りについてるじゃない?
そろそろ目覚める頃かなーと思って」
そこに突然声がする。
「忍び部隊に身を置いていらっしゃった時期もあるのは有名…
だが、ゼロ様を赤いイレギュラーから連想するなど、余りに不届きであるぞ…」
「ちょっ…と!」
黒いレプリロイドが気配を消していたのだ。
「お前はいつの間に……」
「いるなら早く言いなさいよー…」
「茶を置いたのは誰だと思っている。…拙者に気付いていないなら飲むでない。
ウイルスが仕込まれていたらどうする」
「こんな安全な場所でそんなのないわよ。
…で、目覚めたらやっぱりネオアルカディアに招くのよね?
エックス様のお友達でしょ?実力が伯仲していたっていう」
「無論。ゼロ様が加わってくださればエックス様の築いた平和がより磐石なものと…」
能天気なファーブニルが駆けて来る。
「おーい、ハルピュイアー!お前の部下殺したヤツ、『ゼロ』っていうらしいぜー!」
お茶を噴き出す男、お茶を詰まらせる男、即座に振り向く女の姿がそこにあった。
「おお、ゼロかい。少しワシの…昔話を聞いてもらえるかのう」
老人レプリロイド・アンドリューはゼロに話しかける。
「…ああ。いいだろう」
「私も聞くーー!」
アルエットも加わる。
それから暫くしてシエルがやってくる。
「ゼロ。少し頼みたいミッションがあるんだけど…」
「………『R』が頭文字の軍にいた黄色い船の乗組員で、人間に恋とやらをした、ということか…」
「うむ。どうじゃったかな…お前さんみたいな若いモンにも解ってもらえると思ったがのう…」
「いや、興味深い話だった。」
アルエットをアンドリューに預け、シエルの元へ。
「あなた、子供好きなのねぇ…」
「多分、あの爺さんよりも生きているとは思うが」
「…けど…何だか…」
「まぁ、今の俺は全ての記憶を失った。ある意味、アルエットより幼いとも言える。
…さて。ミッションとは何だ」
またも砂漠へ。
「敵のアジトが恐らく、砂漠のどこかに…。」
今回のミッションは、部下の捕らえられているというネオアルカディアの基地捜索。
恐らくは砂漠にあるとされている。
それはすぐに見つかった。
蟻地獄型のメカニロイドを倒すとそこから巨大な穴が開いたのだ。
(…怪しいな)
即座に穴を落下。
…落下するうち、音が聞こえてくる。ジジジジ…という、電磁バリアの音だ。
「…シエル。行けそうか」
「解除してみる…… どうかしら!?」
バリアが消える。
更に下へ。
地下鍾乳洞。自然の針がゼロを襲う。
壁をゆっくりと滑り、蹴り…。安全にゼロは下層へ降りた。
(どうやら敵のアジトで間違いないらしいな…)
エネルギーチャージ砲を破壊、蝙蝠型メカニロイドを倒すと…
(地下水…か)
「凍ってる………!?」
凍った地底湖を歩く。どうやら下まで凍っている模様。
安全に地底湖を渡れるのだが…どこか不自然。
「梯子がある。どうやら基地の入り口みたいだな…登るぞ」
カメ型のメカニロイドを倒し、梯子を登ると…
「入り口の解除を頼む」
「は、はい!」
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