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チラシの裏 3枚目
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「後1時間か…」
瓦礫の山に風が吹く。
旧時代の何かの施設を利用しているレジスタンスたちのアジト、
レジスタンスベースは地下にあり…
梯子を登るとそこは、ユーラシア落下からそのまま放置された都市の跡。
「…………………。」
町をうろつくネオアルカディア兵、パンテオンを斬りながら、瓦礫の町を走る。
(…上か)
敵が、タイヤ型のメカニロイドを放る。
跳びあがり斬る。そして着地したところを後ろから斬りつける。
(一体何があったんだ?)
瓦礫の上のパンテオンをバスターショットで動きを止め、跳んで斬る。
瓦礫の山を登り、鉄骨の上を登り、ビルの上に登り……
「…………」
「ぜ、ゼロ…あの、私が何か話せることは…」
「何か注意すべき点でもあるのか。」
「……その、特にないんだけれど…」
「なら、話さなくても問題ないだろう。報告なら後でだ」
突如雨が降りだし、強風が吹き荒れる。
飛行タイプのパンテオンを撃つ。
(………コイツは一体…。)
パンテオンは青き兵。腕を銃口に変化させて、エネルギーの弾を撃って来る。
警棒を使うものも中にはおり、バリエーションは多彩と見る。
青いヘルメット、青のアーマー、水色のスーツ、赤い目。
…見覚えのあるその格好の、このパンテオンとは一体?
考えていても仕方がない。
強風はどうやら人工的に起こされていたもののよう。強風を発生させる装置を破壊、
瓦礫の山を飛び降りる。
(…邪魔な敵だな)
地面からせり上がる砲台を斬り、先へと進む。
「……ゼロ、処刑場はこの先よ。
…高エネルギー反応がする…… 気をつけて!」
「高エネルギー反応…具体的に頼む」
「ゴーレムとは比べ物にならない、恐らくは強敵よ… 勝てないようなら帰ってきて、ゼロ」
「了解した」
扉を潜るとそこは丸い部屋。
壁にはオイルがびっしりと塗りこまれており… レプリロイドの捥げた手足が確認できる。
…手足だけではない。 腹や胸… 内臓パーツも確認できる。 そして…これは…。
「何だ?お前」
ゼロに話しかけてきたのは翼を持った、大きなレプリロイド。
「…お前、何しに来たんだ」
その問いに、セイバーを軽く振って答える。
…レプリロイドがニヤつく。
「…ほう? …スクラップどもの仲間、って訳か」
腕を広げる。
「この俺を、『エックス様』をお守りする『ネオアルカディア四天王』の一人…
『ハルピュイア様』の部下、『アステファルコン』と知ってのことだろうな」
「覚えておこう。」
「お前……一緒に処刑してやるよ!」
アステファルコンが駆け出した。
「気をつけてゼロ、コイツは『ミュートスレプリロイド』よ!!」
「…後で説明してもらう」
「ひぃいいいい!助けてくれぇぇぇぇ!!」
下階から声が聞こえる。
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