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チラシの裏 3枚目
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「これよりミサイルの破壊に入ります」
「発射時刻になったわ、急いで!」
バスターを乱射するがミサイルはなかなか壊れない。
「ダメ、発射するわ!」
「…なら空中分解だ!」
そして空高く舞い上がり…
間一髪、間に合った!
「よし!」
ミサイルの爆発から逃れるべく、ミサイルの側面を大きく蹴り、退避する。
そして閃光が視界を包む中、彼は砂の上へと着地した。
「やるようだな、エックス」
「…オストリーグ!」
ソニック・オストリーグ。イーグリードの率いていた第7空挺部隊の隊員で、
鳥型レプリロイドでありながら飛行機事故により飛行能力を失い脱退したが…
その驚異的脚力をシグマに買われたという者だ。
「俺が何のためにここにいるか、わかってるな?」
「…俺からは弁解する事もない。俺は…イーグリードを殺した。
…戦おう、オストリーグ」
「そう言われると却って腹の立つものだな…
だが例え隊長が生きていても俺はシグマ軍の一員であることに変わりはない
全力で行かせてもらうぞエックス!」
戦闘態勢に入り…オストリーグは一直線に駆け抜ける。
この一帯は凹凸の激しい地形となっていて、戦うにも走るにも難のある場所だ。
だが…オストリーグの脚力は物ともせず、エックスを突き飛ばすべく猛スピードで突き進む。
「ハァアア!」
オストリーグが低い場所にいる時に高いところから飛び越し振り向きざまにチャージショットを食らわす。
逆は確実に跳んでも突き飛ばされる。ある程度はエックスの脚力も重要となる戦いだ。
「!? 居ない!」
すぐにオストリーグは姿を消した。
…よく見ると遥か彼方に砂煙を撒き散らす影が見える。
「であああああああ!」
エックスを踏み潰しにその距離を一跳びで飛び越え、エックスを踏み潰しにかかる。
「させるか!」
とっさの回避でまた一撃。
「ソニック・スライサー!」
オストリーグは口からブーメランを射出する。
「!」
ブーメランと交差する形で、オストリーグの側にダッシュしこれを避ける。
「かかったなエックス!」
「げふっ!!」
とび蹴りが待っていた。
まるで大きな何かに投げられるかのように放物線を描き、10mほど後方まで突き飛ばされる。
「くっ…」
負けてはいられない。突き飛ばすべく大股で走り続けるオストリーグを潜り、高く跳んでまた一発。
「しつこい野郎だ…!」
太陽を背に、高く飛び上がるオストリーグ。
「まさか!」
大量のソニックスライサーを一度に射出したのだ。
それらは空中で分かれ、翻り…
刃の雨となり降り注ぐ。
「これで終わりだあああ!」
しかしこれもまた、体を僅かにずらし…刃と刃の間に身を置くことで回避していた。
「…チッ、隊長やシグマ様を倒しただけはあるな…化け物かよ
だが気を抜くなよ、俺は何度だってこの技を使える!」
「二度は使わせない!」
オストリーグは高く飛び上がる。
エックスはそれを追うべく、高い位置からジャンプ…そしてエアダッシュ。
「なっ!?お前、空中を…!!!」
「うぉおおおおおお!」
オストリーグの首に零距離のチャージショットを見舞う。
「…くっ……流石……は…!」
首を反動で捻じ曲げながら、オストリーグは地に落ち、炎に包まれた。
「ちっ…俺様の招待を無視するとはエックスの野郎、いい度胸してやがる…
或いは俺を恐れたか?」
「タイミングが悪かったようじゃな『バイオレン』。お前さんはそこで待っておるがよい」
「まぁすぐに我々が始末しますがね。…恐らくは8人のうち、彼とでも戦えば
エックスの気持ちも変わることでしょう。」
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