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チラシの裏 3枚目

289俺的アレンジの入ったロックマンゼロ1 第一話 前半:2009/05/03(日) 00:49:01
「ゼロか。話は聞いているよ…部下に話はしてある。宜しく頼む」
少年科学者がゼロに斜めに手を差し伸べる。
「…ああ。」


彼は自らを封印しに来たのだ。
「本当に…それでいいのですか?」
ゼロの功績を知る科学者は言う。

「失礼ですが、もしこのような事が今後あったときに。
 …貴方抜きで、果たして対処できるのでしょうか」
「…何とかやっていけるだろう。
 ハンターには、俺なんぞよりよほど優秀な奴がいる筈だ」

「…俺は、自分自身が平和を乱す存在になる事の方が、辛いんだ。
 それで…俺が目覚めるのは何時頃になる」
「はい…おおよそ」







「み、見つけた…見つけたぞーーーーーーー!」
一人の男が声をあげる。

その部屋に、まもなく煙と共に光が差し込む。
「……シエル様、ここは俺たちに任せてくれ!」
「急ごうシエル!」
「う、うん!」

シエルと呼ばれた少女は、部下に任せ、
一人のレプリロイドの男と共に先へと進む。


男の名はミラン。
組織で1、2を争う戦闘能力を持つ彼が得意とするのは銃。

敵組織の主力兵を、普通なら数人で1人を相手に戦うところを
1人で5人も、ものの1分で倒すことが出来るほどの実力を持っていた。


彼女が見つけたものは。


金の髪を垂らし、腕が千切れ、体の各所がコードで繋がれた
一人の赤いレプリロイドの姿。
「…これが、100年前の英雄………ゼロ」

100年の眠りについていたその英雄の力を借りるべく、
彼女はやってきたのだ。
100年前の戦争で破壊神と呼ばれたそのレプリロイドは死んだように眠り続けている。


「…どう?パッシィ」
「…ダメだよ、プロテクトがかかってる……」
小さな光が彼女に、見えない光の壁が彼女らを遮っていたことを教える。
よく見るとその小さな光は、小さな小さな少女の形をしている。

「…どうすれば………」

その瞬間、背後から叫び声がした。
「うわああああああ!」


「…!」
部下の頭を踏み潰し、敵の兵がやってきた。
「シエル!危ない!!」

ミランは入ってきた敵に向かい銃を放つが。
「ぐあぁああ…!」

肩を撃たれ。
「うあああああ!!」
シエルの目の前でオイルを噴出し…倒れた。




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